4つの原則

1. 情報源を確認する 複数の情報源を照合し、記事末に出典を明記します。
2. 一般的な目安として示す 「正解」ではなく「一般的にはこうされている」と書きます。
3. 慣習を絶対的な禁止として断定しない 由来と現在の扱いを分けて説明します。
4. 専門分野は範囲を明示する 税務・法務はマナーと分け、確認日と出典を明記します。

情報源の扱い

記事の作成にあたっては、複数の情報源を照合しています。ひとつの情報源だけを参照して数値を掲載することはしません。

情報源の優先順位

優先種類扱い
1 公的機関の一次情報
(国税庁・官公庁など)
制度・数値はここを根拠にする。確認日を明記
2 宗派・専門団体の公式情報 宗教的な作法の根拠として参照
3 ギフト・百貨店等の解説 金額の相場や贈答の慣習。複数社を照合

参照した情報源は記事末の「参考情報」に一覧で掲載しています。数値の根拠がどこにあるかを、読者が確認できるようにするためです。

情報源が食い違う場合

冠婚葬祭の慣習では、情報源によって記述が異なることが珍しくありません。その場合はどちらか一方を採用して断定するのではなく、説が分かれている事実を記載します。

実際の例

長寿祝いの「色」は、傘寿(80歳)を黄とする情報源と紫とする情報源があり、卒寿(90歳)も白と紫で分かれます。

本サイトでは広く用いられている色を先に示したうえで、「出典によって説が分かれる」と明記し、迷う場合は本人の好みを優先してよいと補足しています。

「一般的な目安」として示す理由

冠婚葬祭の慣習には、全国共通の正解が存在しない事柄が数多くあります。地域による差、宗派による差、家ごとの取り決め。同じ場面でも、立場が変われば適切な対応が変わります。

そのため本サイトでは、「こうしなければならない」という書き方をしません。「一般的にはこうされています」「〜という考え方があります」という形で記載し、差が出やすい部分にはその旨を明記しています。

とくに親族に関わる金額は、家ごとの慣習が強く出ます。記事の中では繰り返し、相場より親族間で揃えることのほうが重要である旨を書いています。

慣習を断定しない方針

贈り物には「これを贈ってはいけない」とされる品があります。新築祝いの火に関するもの、長寿祝いの櫛など、由来のある慣習です。

ただし、これらを禁止事項として覚えると、贈り物の選択肢が不必要に狭まります。相手が希望している品を、慣習を理由に外してしまうのは本末転倒です。

そこで本サイトでは、こうした内容を扱う記事では次の3つを分けて記載しています。

  • 何が避けられてきたか
  • なぜそう言われるのか(由来)
  • 現在どこまで気にするべきか(適用範囲)

そのうえで、判断の軸として「相手が希望しているか」「相手が慣習を重んじる方か」「直接聞ける関係か」の3点を示し、希望が分かっている場合は慣習より本人の意向が優先されることを明記しています。

参考情報にも根拠を記載しています

これらの記事の参考情報欄には、「参照した情報源のいずれも、絶対的な禁止事項としては示していない」という確認結果を記載しています。断定を避けているのが独自の判断ではなく、情報源の記述に沿ったものであることを示すためです。

税務・法務など専門分野の扱い

マナーの記事を読み進めると、税金の話に行き当たることがあります。住宅取得資金の援助などが典型です。

こうした内容は、マナーの慣習とはまったく性質が異なります。慣習は「気にする人がいる」ものですが、制度は法律で定められ、改正されます。

そのため本サイトでは、次の扱いをしています。

扱い内容
章を分けるマナーの説明と税務の説明を、別の見出しに分離する
境界を明示する「ここから先はマナーではなく制度の話です」と冒頭に書く
出典を示す公的機関の該当ページ名・番号まで記載する
確認日を書くいつ時点の情報かを明記する
相談を促す専門家または所轄官庁への確認をお願いする
未確認の数値を書かない確認できた数値だけを記載し、それ以外は制度名のみに留める

本サイトの記述は、税務相談・法律相談に代わるものではありません。実際の手続きにあたっては、必ず専門家にご相談ください。

記事の構成

急いでいる方が最初の画面で判断できることを優先しています。

位置内容
冒頭結論。金額や作法の目安を最初に示す
その次早見表。関係別・状況別に一覧できる形で
親記事なら記事一覧。自分のケースの記事へ直接進める
本文理由、例外、判断に迷う場面の考え方
末尾よくある質問、まとめ、参考情報、注記

長い前置きを読まないと結論にたどり着けない構成にはしません。冒頭だけで判断でき、必要な方は続きを読める形にしています。

更新と見直し

各記事には公開日と最終更新日を表示しています。いつ時点の情報かを判断していただくためです。

次の場合には、記事を見直します。

  • 制度が改正されたとき(税制など期限のある制度は、期限到来時に必ず見直します)
  • 参照した情報源の記述が変わったとき
  • 読者から誤りのご指摘をいただいたとき
  • 慣習の受け止められ方が変化していると判断したとき

期限のある情報は記事内に明記します

適用期限が定められている制度を紹介する場合は、期限そのものを本文に明記します。読者が「いつまで有効な情報か」を判断できるようにするためです。

本サイトが扱わないこと

次の分野は、専門家の関与が必要なため扱っていません。

  • 葬儀の手配、葬儀社の選定
  • 相続の手続き、遺産分割
  • 個別の税額計算、申告手続きの代行的な案内
  • 特定の商品・サービスの推奨
  • 特定の宗派の教義に関する解釈

また、個別のご相談にはお答えできません。ご家庭ごとの事情を踏まえた判断は、ご親族や専門家にご相談ください。

誤りのご指摘について

冠婚葬祭の慣習は地域差が大きく、記載内容がお住まいの地域の実情と合わない場合があります。

誤りや、地域による違いにお気づきの際は、ぜひご指摘ください。いただいた内容は情報源にあたって確認したうえで、必要に応じて記事を修正します。修正した場合は最終更新日を更新します。

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