まず、ご祝儀の金額

披露宴に1人で出席する場合、友人・同僚なら3万円、 兄弟姉妹なら5〜10万円、 いとこ・甥・姪なら3〜5万円が目安です。

夫婦2人で出席するなら5万円か7万円。 金額は「新郎新婦との関係」と「自分の年代」でほぼ決まります。

関係別の目安(1人で披露宴に出席する場合)

新郎新婦との関係一般的な目安
友人・同僚3万円
上司・恩師3〜5万円
部下・後輩3万円
兄弟姉妹5〜10万円
甥・姪5万円前後
いとこ3〜5万円
おじ・おば5〜10万円

親族の金額は、地域や家ごとの慣習によって差が出やすい部分です。迷ったら親や他の親族に確認するのが確実です。

ご祝儀の金額を詳しく見る(なぜ3万円が基本か・状況別の早見表)

招待状が届いてからの流れ

やることは4つです。順番に確認すれば迷いません。

結婚式に招かれてからすることは順番が決まっています。 返信、ご祝儀、服装、当日の作法。 それぞれに期限があり、返信がもっとも急ぎます。

順番やること確認する記事
1 出席か欠席かを決めて返信する 招待状の返信
2 包む金額を決める ご祝儀の金額
3 ご祝儀袋を選んで書く ご祝儀袋の選び方
4 当日の服装を決める 女性/男性
5 当日、何分前に会場へ行くかを決める 到着時間の目安

招待状の返信は、届いてから2〜3日以内が丁寧とされています。遅くとも返信期日の1週間前までに投函します。書き方は招待状の返信はいつまで?書き方と記入例にまとめています。

金額から探す

ご祝儀は関係で決まる部分が大きいお祝いです。自分の立場にあてはまるものをお読みください。

迷いがはっきりしているなら、額から探すほうが早く済みます。 関係と立場が決まれば、 おおよその範囲は絞れます。

招待状が届いてから当日までの準備

ご祝儀の金額が決まっても、返信・服装・到着時間が残ります。 いずれも期限や当日の段取りに関わるため、直前になって調べ直すことの多い部分です。

順番としては、返信がもっとも急ぎます。席次・料理・引出物の手配がここで止まるためです。 服装と到着時間は式の1〜2週間前に確認すれば間に合います。 受付やスピーチを頼まれている場合だけ、当日の集合時間が一般のゲストと変わります。

出席の仕方から探す

1人で出席するのか、夫婦や子どもと一緒なのかで金額が変わります。欠席する場合の考え方も別になります。

欠席は、連絡の早さで金額が変わります

早めに欠席を伝えた場合は出席時の3分の1〜半額が目安です。直前になると料理や引出物の手配が済んでいるため、出席時と同額を包むのが一般的になります。

ご祝儀袋とお札の準備

金額が決まったら、次はご祝儀袋です。水引は「結び切り」を選びます。結婚は一度きりであってほしいお祝いのため、結び直せない形を使います。

出産祝いや新築祝いで使う蝶結びとは逆なので、売り場で取り違えないよう注意してください。

結婚が決まった側の準備。両家の顔合わせ

ここまでは結婚式に招かれた側の話です。自分が結婚する立場になると、 式より前に両家の親が顔を合わせる会を用意することになります。 調べても「決まった形はありません」としか出てこないため、かえって決めにくいところです。

顔合わせ食事会に型はありませんが、決めておくべき項目は決まっています。 時期と場所、費用を誰が持つか、服装の格、手土産の有無、当日の進行。 この5つを両家に同じ内容で伝えておけば、当日は食事と会話に使えます。 結納をするかどうかも、ここで一緒に確認しておきます。

婚約を形にする。結納をするかしないか

顔合わせの相談を始めると、必ず一度は結納をどうするかという話が出てきます。 いま結納を行う人は全体の7パーセントほどにとどまり、 顔合わせ食事会だけで済ませる人が85.6パーセントを占めていますので、 しないという選択のほうがはるかに一般的にあたります。

それでも決めかねるのは、するかしないかを決めるのが本人ではなく親であることが多いためで、 周りに経験者がいないぶん、調べても実感がつかめません。 行うと決めた場合は結納金・結納品・結納返し・当日の進行と決めることが続きますし、 しないと決めた場合も、親への伝え方と代わりの形を用意しておく必要があります。

周囲へどう伝えるか。結婚報告の順番

顔合わせや結納より先に手をつけることになるのが周囲への結婚報告で、 親にも上司にも友人にも知らせなければならないと分かっているのに、 どこから始めればよいのかだけが決まらないまま日が過ぎていきます。

迷いが消えないのは、仲の良さで並べ替えようとしているうちは どの相手も同じくらい大切に見えてしまうためで、 親 → 親戚 → 職場 → 友人という物差しに取り替えると順番が決まります。 同じ友人グループのなかで知る時期がずれることだけが、 あとまで気まずさを残しますので、そこにだけ注意してください。

結婚式で迷いやすい3つのこと

1. 偶数は避けるのか

2万円・4万円・6万円といった偶数は「割り切れる=別れる」を連想させるとして避けられてきました。ただし2万円は「ペア」と解釈して許容されることも増えています。4と9は避けるのが確実です。

2. 新札でなければいけないのか

新札を用意します。お祝いは前もって準備するものなので、新札を使うことで「この日を待っていた」という意味になります。用意できなかった場合は、できるだけきれいなお札を選びます。

3. 親族の金額が周りと違ってよいか

親族のご祝儀は、相場より他の親族と揃えることのほうが重要です。金額の多い少ないより、バラつきのほうが後で問題になりやすいためです。事前に親や他の親族に確認しておくと安心です。

本ページで紹介している金額や作法は一般的な目安です。とくに親族のご祝儀は、地域やご家庭の慣習によって差が出ます。判断に迷う場合は、ご親族に確認するのが確実です。