結論

友人の結婚式のご祝儀は3万円です。 調査では3万円を包んだ人が約75%を占め、平均額は約2万8,000円。 関係別のご祝儀のなかで、最も金額がはっきり決まっているのが友人です。

親友でも3万円が一般的で、5万円を包む人は約5%にとどまります。 夫婦2人なら5万円が目安です。

実際に包まれている金額の分布

金額割合
3万円約75%(最多)
2万円約10%
1万円約10%
5万円約5%
平均額約2万8,000円

出典:結婚スタイルマガジントレンド調査2024(20〜79歳の男女3,000人/2024年8月実施)

出席の仕方別の目安

状況一般的な目安考え方
1人で出席 3万円 親友でも同じ。約75%がこの金額
学生・新社会人 1〜2万円 事情が理解される範囲。無理をしなくてよい
夫婦2人で出席 5万円 6万円は偶数のため避ける。親友なら7万円も
夫婦+子ども 5万円+子どもの分 お子さまプレート5千円、大人と同じ料理1万円
挙式のみ出席 1万円 披露宴の飲食・引出物がないため
会費制 不要 会費がご祝儀にあたる

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友人が3万円で固定されている理由

親族のご祝儀が3万円から10万円まで幅があるのに対し、友人は3万円にほぼ固定されています。約75%が同じ金額を選ぶという集中ぶりは、他の関係では見られません。

理由は、もてなしにかかる実費がほぼ一定だからです。披露宴でゲスト1人にかかる費用は、料理・飲み物が平均約2万1,400円、引出物・引菓子が平均約6,000円で、合計約2万7,400円。ここにお祝いの気持ちを足してきりよくすると3万円になります。

親族は「年長者として多めに包む」「家ごとの取り決めがある」といった事情で金額が動きますが、友人にはそうした要素がありません。実費がほぼ同じなら、包む額も同じになります。

平均が2万8,000円である意味

最多は3万円ですが、平均はそれをやや下回ります。学生や20代前半が1〜2万円を包むケースが約2割あるためです。3万円が絶対の下限ではないことが、数字にも表れています。

親友でも3万円でよいのか

問題ありません。5万円を包む人は約5%にとどまり、親友であっても3万円が一般的です。

むしろ金額を上げると、受け取る側に内祝い(お返し)の負担が生まれます。ご祝儀のお返しは半額から3分の1が目安のため、5万円を包めば相手は2万円前後を返すことになります。気持ちを伝えるつもりが、相手の手間を増やすことにもなりかねません。

特別なことをしたい場合は、金額を増やすのではなく3万円のご祝儀に別途プレゼントを添えるほうが選ばれています。余興や当日の手伝いを引き受けるという形もあります。

学生・20代前半・2万円の考え方

学生や新社会人で3万円を用意するのが難しい場合、1〜2万円でも失礼にはあたりません。調査でも1万円・2万円がそれぞれ約1割ずついます。招待する側も、学生や社会人になりたての事情は理解しています。

2万円を包む場合は、1万円札2枚にします。「2」はペアを意味するとして近年は受け入れられており、枚数を奇数にするために1万円札1枚+5千円札2枚とすると、かえって準備不足の印象を与えることがあります。

30代以降は3万円が無難

2万円が理解されるのは、収入が限られている事情が明らかな場合です。30代以上で働いている立場では、相場どおり3万円を包むほうが無難です。

ケース例:26歳・社会人4年目・大学時代の友人の結婚式へ1人で出席する

3万円です。年齢・立場ともに標準的で、迷う要素はありません。同じグループから複数人が出席するなら、事前に「3万円で揃えよう」と確認しておくと安心です。

遠方で交通費が2万円かかる場合も、自己判断で減額はしません。新郎新婦がお車代を用意していることが多いためです。負担が大きければ、出欠の返事をする前に相談します。

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こんな場合はどうする?

夫婦で出席する

2人で5万円です。3万円×2人=6万円としないのは、偶数が「割り切れる=別れる」と結びつけられることがあるためです。親友の場合は7万円という選択もあります。

夫婦で出席するときのご祝儀を詳しく見る

子どもを連れて出席する

夫婦分の5万円に子どもの飲食代を上乗せします。お子さまプレートなら5千円、大人と同じ料理が出るなら1万円。座席も料理も不要な乳児であれば、上乗せは必要ありません。

子連れで出席するときのご祝儀を詳しく見る

会費制の結婚式・二次会

ご祝儀は基本的に不要です。会費がご祝儀にあたります。会費はご祝儀袋に入れず、受付でそのまま渡すのが一般的です。

挙式のみに参列する

1万円が目安です。披露宴の飲食や引出物がないため、実費相当分が下がります。

欠席するときの金額

欠席を伝えたタイミングで金額が変わります。相手がどこまで手配を進めているかによって、負担が違うためです。

欠席を伝えた時期目安理由
招待状が届く前(出席の打診段階) 不要 まだ人数に数えられていない
招待状を受け取って欠席と返信 1万円 お祝いの気持ちとして
出席と返信したあとに欠席 3万円 料理・引出物の手配が済んでいる
結婚式を欠席するときのご祝儀を詳しく見る(渡し方・電報・後日のお祝い)

ご祝儀袋とお札

3万円には、水引が実際に結んである一般的なご祝儀袋が釣り合います。装飾が豪華すぎるものは中身と合いません。1〜2万円なら、水引が印刷された簡素なタイプで十分です。

水引は結び切り(またはあわじ結び)。ほどけない結び方で「一度きり」を表します。表書きは「寿」または「御結婚御祝」。お札は新札を用意し、肖像画が表・上になるように入れます。

ご祝儀袋の選び方・書き方を詳しく見る(金額別の袋・水引・表書き)

よくある質問

友人のご祝儀に2万円は失礼ですか?

学生や新社会人など、3万円を用意するのが難しい事情があれば失礼にはあたりません。調査でも2万円を包んだ人は約1割います。2万円にする場合は1万円札2枚で「ペア」の形にします。ただし30代以上で経済的な余裕がある場合は3万円が無難です。

親友の結婚式では5万円にすべきですか?

必須ではありません。5万円を包む人は約5%にとどまり、親友でも3万円が一般的です。金額を上げるより、3万円のご祝儀に別途プレゼントを添えるほうが選ばれています。相手が受け取ったあとの内祝いの負担も考慮すると、無理に増やす必要はありません。

学生でお金がない場合はどうすればよいですか?

1万〜2万円でも問題ありません。招待する側も学生の事情は理解しています。金額を無理に合わせるより、余裕ができてから別の形でお祝いする方法もあります。会費制の二次会だけ参加するという選択もあります。

会費制の結婚式でもご祝儀は必要ですか?

基本的に不要です。会費がご祝儀にあたるため、別途包む必要はありません。会費はご祝儀袋に入れず、受付でそのまま渡します。北海道などでは会費制が主流で、金額は招待状に明記されています。

遠方で交通費がかかる場合は減らしてよいですか?

自己判断での減額は避けます。多くの場合、新郎新婦が「お車代」として交通費や宿泊費の一部を負担します。負担が大きいときは、出席の返事をする前に相談しておくと双方が困りません。

同じグループの友人と金額を揃えるべきですか?

揃えておくと安心です。同じ立場の友人同士で金額に差があると、後から話題になることがあります。複数人で出席する場合は、事前に「いくらにする?」と声をかけ合うのが一般的です。

まとめ

  • 友人は3万円。約75%がこの金額で、関係別で最も集中している
  • 平均は約2万8,000円。学生などの1〜2万円が約2割あるため相場をやや下回る
  • 親友でも3万円が一般的。5万円は約5%のみ
  • 金額を上げるよりプレゼントを添えるほうが相手の内祝いの負担にならない
  • 夫婦2人なら5万円。子ども連れは5千〜1万円を上乗せ
  • 欠席は伝えた時期で変わる。招待状の返信で欠席なら1万円、出席回答後なら3万円
結婚式のご祝儀全体の相場を見る(関係別・状況別の早見表)

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参考情報

  1. 結婚スタイルマガジン(NIWAKA)「友人の結婚式ではご祝儀をいくら包む?夫婦や子連れなど、ケース別の相場も解説」/結婚スタイルマガジントレンド調査2024(20〜79歳の男女3,000人・2024年8月実施)
    https://www.niwaka.com/ksm/radio/wedding/gift-money/price/26/
  2. ゼクシィ「結婚式のご祝儀相場 いくら包めばいい?相手別・挙式のみ・連名など様々なケースを解説」(監修:岩下宣子/マナーデザイナー)
    https://zexy.net/mar/manual/guest_gosyugi/chapter1.html
  3. ゼクシィ「結婚式のご祝儀『2万円』はマナー的にNG?避けたいケースや包み方の注意点を解説」
    https://zexy.net/mar/manual/guest_gosyugi/chapter5.html
  4. 株式会社リクルート ブライダル総研「ゼクシィ結婚トレンド調査2024」
    https://souken.zexy.net/research_news/marriage-wedding/trend.html

金額の分布(3万円約75%・平均約2万8,000円)は結婚スタイルマガジントレンド調査2024の数値です。もてなしの実費(料理・飲物約2万1,400円、引出物・引菓子約6,000円)はゼクシィ結婚トレンド調査2024の全国推計値です。

本記事で紹介している金額や作法は一般的な目安です。地域や間柄によって異なる場合があります。特に会費制が主流の地域では考え方が変わるため、招待状の記載をご確認ください。