結論

七回忌は亡くなってから7年後ではありません満6年目の祥月命日です。

2026年3月1日に亡くなった場合、七回忌は2032年3月1日。 三回忌(2028年)から4年空きます

七回忌からは遺族とごく親しい親族だけで営むのが一般的です。 友人や仕事関係の方を招くのは三回忌までとする家庭が多くなっています。

命日別・七回忌の日付

命日三回忌(満2年)七回忌(満6年)
2026年1月10日2028年1月10日2032年1月10日
2026年3月1日2028年3月1日2032年3月1日
2026年6月15日2028年6月15日2032年6月15日
2026年9月30日2028年9月30日2032年9月30日
2026年12月20日2028年12月20日2032年12月20日

回忌の数字 − 1 = 経過年数。七回忌は7−1で満6年です。

三回忌との違い

項目三回忌七回忌
時期 満2年 満6年(4年後)
招く範囲 家族・近しい親族中心 遺族とごく親しい親族のみ
服装 準喪服または略喪服 略喪服が中心
会食 省くことも増える 省くことが多い
香典の目安(親族) 3千〜1万円 3千〜1万円

香典の金額は三回忌とほぼ同水準です。四十九日から下がってきた流れは、このあたりで落ち着きます。

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七回忌の数え方

三回忌と同じく、名前の数字と経過年数が一致しません。「七」だから7年後だと考えると、1年ずれます。

仏事では数え年を使い、亡くなった年を1回目として数えます。満1年後が2回目(一周忌)、満2年後が3回目(三回忌)、そして満6年後が7回目で七回忌です。

式はひとつだけ

回忌の数字 − 1 = 死後の経過年数

七回忌=7−1で満6年。十三回忌=13−1で満12年。三十三回忌=33−1で満32年。すべて同じ計算です。

年忌が三と七のつく年に営まれるのは、仏教で三と七が大切にされている数字だからとされています。三回忌の次が四回忌でも五回忌でもなく七回忌なのは、この理由によります。

年忌法要の全体像と早見表を見る(何回忌がいつか)

三回忌から4年空く

四十九日・一周忌・三回忌は、2年余りのあいだに立て続けに営まれます。ところが三回忌のあとは七回忌まで4年空きます

この空白が、七回忌でつまずく最大の理由です。法要の間隔に慣れたころに急に間が開くため、次があること自体を忘れやすい時期になります。

記録に残しておく

三回忌が終わった時点で、次は七回忌が満6年後だとカレンダーやスマートフォンに登録しておくと確実です。菩提寺から連絡をいただけることもありますが、施主側から動くのが本来の形です。

計算例:2026年3月1日に亡くなった場合

四十九日が2026年4月18日、一周忌が2027年3月1日、三回忌が2028年3月1日。ここまでは毎年のように続きます。

そのあと4年空いて、七回忌が2032年3月1日。この日は月曜日にあたるため、実際の法要は前の土日である2032年2月28日か29日に繰り上げるのが自然です。日程をずらすときは命日より前にするのが習わしです。

家族だけで営む場合

七回忌からは、遺族とごく親しい親族だけで小規模に営むのが一般的です。友人や仕事関係の方を招くのは三回忌までとする家庭が多くなっています。

会食を省いて法要のみとすることも増えます。僧侶を招かず、家族で墓前に手を合わせるだけ、という形をとる家庭もあります。

注意したいのは招く範囲を狭めるときの配慮です。三回忌まで招いていた方を七回忌で招かない場合、何も伝えないと不義理と受け取られることがあります。「七回忌は家族のみで営みます」と事前か事後に一言伝えておけば行き違いを防げます。

七回忌を省略するという選択もあります。ただし檀家として付き合いのある寺院がある場合は、必ず事前に相談してください。無断で省略すると関係に影響することがあります。

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参列する側が用意するもの

用意するもの目安
香典親族3千〜1万円。夫婦で参列なら1〜2万円。表書きは「御仏前」
会食がある場合1人あたり5千〜1万円を上乗せ
服装略喪服が中心。案内がなければ準喪服が無難
お供え3千〜5千円程度。香典と両方は不要
数珠略式のもので構わない

香典は三回忌とほぼ同じ水準です。四十九日から段階的に下がってきましたが、七回忌以降はこのあたりで落ち着きます。

表書きは「御仏前」、墨は濃墨。法要は日程が前もって決まっているため、薄墨は使わず、新札でも問題ありません

三回忌の香典はいくら?法要ごとの金額推移を詳しく見る 御霊前と御仏前の違いを詳しく見る(宗派別・時期別の使い分け)

施主が準備すること

規模が小さくなる分、準備も簡素になります。遅くとも1か月前には動き出してください。

  • 菩提寺への連絡・日程調整— まず僧侶の都合を押さえます
  • 会場の手配— 自宅や寺院で営むことが増えます
  • 参列者への連絡— 少人数なので電話でも構いません
  • 会食の手配— 省く場合は不要
  • 引き出物— 参列者数分
  • お布施— 3〜5万円が目安。御車代・御膳料は別に用意

お布施の金額は寺院との関係や地域で幅があります。判断に迷う場合は、同じ寺院の檀家である親族に聞くのが確実です。

十三回忌以降の流れ

法要死後の年数2026年3月1日が命日の場合
七回忌満6年2032年3月1日
十三回忌満12年2038年3月1日
十七回忌満16年2042年3月1日
二十三回忌満22年2048年3月1日
三十三回忌満32年2058年3月1日

三十三回忌または五十回忌を弔い上げとし、この時点で故人は先祖になると考えられてきました。近年は十七回忌や二十三回忌で区切る家庭も増えています。

宗派によって営む回忌に違いがあります。真言宗・曹洞宗では二十五回忌を営み、臨済宗は地域によって二十三回忌と二十七回忌を営む地域と二十五回忌のみの地域に分かれます。浄土宗では七十回忌や百回忌まで営む場合があります。

よくある質問

七回忌は亡くなってから7年後ではないのですか?

7年後ではなく満6年目の祥月命日です。仏事では数え年を用い、亡くなった年を1回目として数えるためです。「回忌の数字から1を引いた年数」で計算でき、7−1で満6年になります。2026年3月1日に亡くなった場合、七回忌は2032年3月1日にあたります。

三回忌の次はすぐ七回忌ですか?

はい。三回忌が満2年、七回忌が満6年なので、あいだに4年空きます。四十九日・一周忌・三回忌までは短い間隔で続きますが、三回忌を過ぎると急に間隔が開きます。次に法要があることを忘れやすい時期なので、記録に残しておくと安心です。

七回忌は家族だけで行ってもよいですか?

問題ありません。七回忌からは遺族とごく親しい親族だけで小規模に営むのが一般的です。友人や仕事関係の方を招くのは三回忌までとする家庭が多くなっています。招く範囲を狭める場合は、以前招いた方に一言伝えておくと行き違いを防げます。

七回忌の香典はいくらですか?

親族なら3千〜1万円が目安です。夫婦で参列する場合は1〜2万円、会食があればさらに1人5千〜1万円を上乗せします。三回忌とほぼ同水準で、それ以上下げる必要はありません。表書きは「御仏前」、墨は濃墨です。

七回忌の服装はどうしますか?

略喪服で営むことが多くなります。黒・紺・濃いグレーのスーツやワンピースです。ただし案内に記載がなければ準喪服にしておけば失礼になりません。家族だけで営む場合は、施主が事前に方針を伝えておくと当日そろいます。

七回忌を省略してもよいですか?

菩提寺と相談したうえで、省略したり家族だけで手を合わせるにとどめたりする家庭もあります。ただし檀家として付き合いのある寺院がある場合は、事前の相談が欠かせません。無断で省略すると関係に影響することがあります。

まとめ

  • 七回忌は死後7年ではなく満6年
  • 2026年3月1日が命日なら、七回忌は2032年3月1日
  • 三回忌から4年空く。次があることを忘れやすい時期
  • 計算式は「回忌の数字 − 1 = 経過年数」
  • 七回忌からは遺族とごく親しい親族のみが一般的
  • 香典は三回忌とほぼ同水準。親族3千〜1万円
  • 招く範囲を狭めるときはひと言伝える
法事・法要の全体像を見る(年忌法要の早見表)

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参考情報

  1. 浄土宗【公式サイト】「三回忌」/中陰表・年回表
    https://jodo.or.jp/tips/sankaiki
    https://jodo.or.jp/tool/
  2. 曹洞宗 曹洞禅ネット【公式】「忌日表(中陰表)・年回表」
    https://sotozen-net.or.jp/hayamihyo/
  3. 葬儀屋さん「七回忌はいつ?家族だけで行う?香典・服装マナーなど全般を解説」
    https://sougiyasan.jp/faq/houji_houyou/1485
  4. 横浜そうぎ社「七回忌とは?意味とお布施・香典の相場と出席マナーを解説!」
    https://y-osohshiki.com/column/88

年忌の数え方は宗派公式の年回表で確認しています。本文中の日付はすべて「回忌の数字−1=経過年数」の規則で計算し、検算したうえで掲載しています。

本記事で紹介している内容は一般的な目安です。法要の営み方・省略の可否・弔い上げの時期は、宗派・地域・菩提寺・ご家庭によって異なります。実際の日程や進め方は、必ず菩提寺にご確認ください。