結論

二人分をまとめて贈るのが現実的です。 金額は一人分×2が基本になります。

表書きは通常どおり「御出産御祝」。 一人目を渡しそびれたことに触れすぎないほうが、相手も受け取りやすくなります。

まとめて贈るか、分けるか

上の子のお祝いを渡す前に次の子が生まれると、 まとめるか、分けるかで迷います。

受け取る側から見ると、 内祝いを何回手配することになるかが変わります。 産後の時期に、この手配は思いのほか負担になります。

方法向いている場合
まとめて1回 ほとんどの場合。相手の内祝いも1回で済みます
2回に分ける 一人目からかなり時間が空いている(3年以上など)
二人目の分だけ 一人目のときに別の形でお祝いしている場合

まとめるのが親切です。2回に分けると、相手は内祝いを2回手配することになります。産後の時期にはこれが負担になります。

金額の考え方

一人分の金額×2が基本です。二人目だからといって減らす必要はありません。

関係一人分二人分
兄弟姉妹1〜3万円2〜6万円
親戚5千〜3万円1〜6万円
友人3千〜1万円6千〜2万円

4と9のつく金額になった場合は調整します。合算すると4万円などになりやすいので注意してください。

二人目を減らさないのが基本です

子どもによって金額に差をつけると、後で比較されることがあります。親族間では内祝いを通じて金額が伝わりやすいためです。

合計額が負担になる場合は、一人分の水準そのものを下げて2人分にするほうが、差がつかず自然です。

のしと渡し方

  • 水引は紅白の蝶結び(通常の出産祝いと同じ)
  • 表書きは「御出産御祝」。二人分でも変わりません
  • のし袋は1つにまとめます
  • 品物を贈るなら、上の子の分も添えると喜ばれます

上の子への配慮は、二人目のお祝いで重視される点です。下の子だけに贈り物が集まると、上の子が寂しい思いをすることがあります。小さなお菓子やおもちゃを添えるだけでも印象が変わります。

まとめて贈る場合、のしをどう書くかで迷います。 二人分だと分かる書き方にすべきか、という点です。

「御出産御祝」のままで構いません。 二人分と明記する必要はなく、 むしろ金額で伝わります。 連名にしたり、二人分と書き添えたりすると、かえって説明的になります。

伝え方

一人目を渡しそびれたことに触れすぎないのが基本です。

渡すときの言葉には、少し配慮が要ります。 遅れた経緯を細かく説明しないことです。

渡すときの言葉には配慮が要ります。 遅れた経緯を細かく説明しないことです。 相手は催促したように受け取られたのではと気にします。

避けたい言い方自然な言い方
「上の子のときに渡しそびれてしまって、その分も」 「おふたりぶん、まとめてで失礼します」

経緯を細かく説明すると、相手に「催促したようで気まずい」と感じさせることがあります。今回のお祝いとして自然に渡すほうが、お互いに楽です。

よくある質問

一人目の出産祝いを渡していないうちに二人目が生まれました。どうしますか?

二人分をまとめて贈るのが現実的です。金額は一人分×2が基本になります。2回に分けると相手は内祝いを2回手配することになり、産後の時期には負担になるためです。

二人目は金額を減らしてもよいですか?

減らさないのが基本です。子どもによって金額に差をつけると、後で比較されることがあります。合計額が負担になる場合は、一人分の水準そのものを下げて2人分にするほうが、差がつかず自然です。

のし袋は2つ用意しますか?

1つにまとめます。表書きは通常どおり「御出産御祝」で、二人分でも変わりません。水引も紅白の蝶結びです。

金額を合算すると4万円になってしまいます。

4と9のつく金額は避けるため、3万円か5万円に調整します。合算すると4万円になりやすいので、包む前に確認してください。

上の子への配慮は必要ですか?

品物を贈る場合は、上の子の分も添えると喜ばれます。下の子だけに贈り物が集まると上の子が寂しい思いをすることがあるため、小さなお菓子やおもちゃを添えるだけでも印象が変わります。

渡すときに一人目のことを説明すべきですか?

触れすぎないほうがよいでしょう。「おふたりぶん、まとめてで失礼します」程度で十分です。経緯を細かく説明すると、相手に「催促したようで気まずい」と感じさせることがあります。

まとめ

  • 二人分をまとめて贈るのが現実的
  • まとめると相手の内祝いも1回で済む
  • 金額は一人分×2。二人目を減らさない
  • 負担なら一人分の水準を下げて2人分にする
  • 合算で4万円などにならないよう調整
  • のし袋は1つ、表書きは「御出産御祝」
  • 品物なら上の子の分も添える
  • 渡すときは一人目の経緯に触れすぎない

参考情報

  1. リンベル ギフトコンシェルジュ「贈り物のマナー」
    https://www.ringbell.co.jp/giftconcierge/1939
  2. 三越伊勢丹「のし紙とかけ紙の正しいマナー」
    https://www.mistore.jp/gift/manner/knowledge/noshi_mizuhiki/article/noshi_manner.html
  3. 郵便局のネットショップ「贈り物のマナー」
    https://www.shop.post.japanpost.jp/shop/pages/gift_contents_107.aspx

二人目も一人目と同額とする考え方は、参照した情報源で共通しています。まとめて贈る場合の扱いは、内祝いの負担を踏まえた実務上の整理として記載しています。

本記事で紹介している金額や作法は一般的な目安です。地域・ご家庭の慣習によって異なります。判断に迷う場合は、ご親族や周囲の方にご確認ください。