結論
お見舞いの金額は友人3千〜5千円、家族・親戚5千〜1万円が目安です。 封筒は紅白の結び切りで、のしは付けません。
伺うのは入院から3日〜1週間後。必ず先に相手か家族へ連絡します。 面会できない病院も多いため、行くと決める前の確認がいちばん大切です。
お見舞いの基本
| 項目 | 目安 |
|---|---|
| 金額 | 友人3千〜5千円/家族・親戚5千〜1万円 |
| 封筒 | 紅白の結び切り(5本)。のしは付けない |
| 表書き | 御見舞(目上には「御伺」) |
| お札 | 新札は避ける。肖像画は表・上 |
| 時期 | 入院から3日〜1週間後 |
| 滞在 | 15分程度。少人数で |
| 事前連絡 | 必須。面会の可否を確認する |
| お返し | 快気祝い。1/3〜半額を退院後10日〜1か月で |
お見舞いは慶事でも弔事でもありません。 「二度と繰り返さないように」という意味で結び切りを使いますが、 祝い事ではないためのしは付けません。ここが快気祝いと逆になります。
まず確認すること
金額や品物より先に確認することがあります。 そもそも面会できるかです。
面会を制限している病院が多くあります
面会時間の指定、人数の制限、年齢の制限、生花の持ち込み禁止など、病院ごとに決まりがあります。
本人や家族に連絡せず訪ねると、会えずに帰ることになります。相手にも気を遣わせます。必ず先に確認してください。
| 確認すること | 理由 |
|---|---|
| 面会できるか | 制限がある病院が多い |
| 面会時間 | 時間帯が決まっている |
| 本人の体調 | 会いたくない時期もある |
| 生花が持ち込めるか | 禁止の病院が増えている |
| 食事の制限 | 食べ物が渡せないことがある |
連絡はLINEやメールが向きます。 電話は相手の状況が分からないためです。 「落ち着いたら伺いたい」と伝え、都合は相手に決めてもらいます。
金額の目安
お見舞いの額は相手との関係で決まります。 年代による差は、香典ほど大きくありません。
上限が抑えられているのは、快気祝いが返ってくるためです。 こちらの額が、 そのまま療養明けの相手の手間になります。
| 関係 | 目安 |
|---|---|
| 親 | 5千〜1万円 |
| 兄弟姉妹 | 5千〜1万円 |
| 祖父母・親戚 | 3千〜1万円 |
| 友人・知人 | 3千〜5千円 |
| 職場の同僚 | 3千〜5千円 |
| 部下 | 5千〜1万円 |
| 上司 | 3千〜1万円相当(品物が無難) |
| 近所の方 | 3千円 |
4千円・9千円・4万円は避けます。「死」「苦」を連想させるためです。 地域によっては「6(無)」を避けることもあります。
封筒と表書き
紅白の結び切り(5本)の封筒を使い、のしは付けません。 表書きは「御見舞」です。
なぜ結び切りでのし無しなのか
結び切りは「二度と繰り返さない」という意味です。病気やけがは繰り返したくないので、蝶結びは使いません。
一方、のしは祝い事のしるしです。お見舞いは祝い事ではないため付けません。快気祝いになると、のしを付けます。ここが逆になります。
お札は新札を避け、肖像画が表・上にくるように入れます。 香典とは向きが逆になる点に注意してください。
伺う時期
入院3日〜1週間後が目安です。 直後は検査や手続きが続き、本人も家族も落ち着きません。
伺う時期には早すぎる段階があります。 入院直後や手術の前後は検査と処置が続いており、 面会そのものが難しいことがあります。
| 時期 | 扱い |
|---|---|
| 入院直後・手術前後 | 避ける |
| 入院3日〜1週間後 | 適している |
| 退院間近 | 避ける。退院後に改めるほうがよい |
| 食事の時間帯・早朝・夜 | 避ける |
滞在は15分程度。人数は1〜2人にとどめます。 同室の方への配慮でもあります。
品物を贈る場合
現金ではなく品物を贈る方法もあります。 とくに目上の方には、品物のほうが無難とされます。
品物で贈る場合は病室で扱えるかが条件になります。 置き場所、日持ち、食事の制限。 自宅へ贈るときとは選び方が変わります。
| 向いているもの | 避けるもの |
|---|---|
| 日持ちする菓子(個包装) | 鉢植え(「根づく=寝つく」) |
| タオル・ガーゼなどの実用品 | シクラメン・菊・椿などの花 |
| 本・雑誌 | 香りの強いもの |
| 商品券・ギフトカード | かさばるもの・重いもの |
食べ物は事前確認が要ります。 食事制限がある場合、受け取っても食べられません。
お返し(快気祝い)
お見舞いを受けた側は、快気祝いとしてお返しをします。 金額はいただいた額の1/3〜半額、時期は退院・全快から10日〜1か月です。
掛け紙は紅白の結び切りにのしを付け、 表書きは「快気祝」「全快祝」。 まだ通院が続く場合は「快気内祝」、療養が長引く場合は「御見舞御礼」を使い分けます。
快気祝いを詳しく見るよくある質問
お見舞いに行く前に何を確認しますか?
まず面会できるかどうかです。面会時間・人数・年齢の制限、生花の持ち込み禁止など、病院ごとに決まりがあります。連絡せずに訪ねると会えずに帰ることになり、相手にも気を遣わせます。LINEやメールで確認し、都合は相手に決めてもらいます。
お見舞いの金額はいくらが目安ですか?
友人・知人なら3千〜5千円、家族・親戚なら5千〜1万円が目安です。職場の同僚は3千〜5千円、部下は5千〜1万円になります。4千円・9千円・4万円は「死」「苦」を連想させるため避けます。
お見舞いの封筒にのしは付けますか?
付けません。のしは祝い事のしるしで、お見舞いは祝い事ではないためです。水引は紅白の結び切り(5本)を使い、表書きは「御見舞」とします。快気祝いになると、のしを付けます。
いつ伺うのがよいですか?
入院から3日〜1週間後が目安です。直後は検査や手続きが続き、本人も家族も落ち着きません。手術の前後、退院間近、食事の時間帯、早朝や夜は避けます。滞在は15分程度、人数は1〜2人にとどめます。
上司にお見舞い金を渡してもよいですか?
目上の方には品物や商品券のほうが無難とされます。現金でも差し支えないとする情報源もありますが、抵抗を感じる方もいるためです。表書きを「御伺」にするとより丁寧になります。
お見舞いをもらったらお返しは必要ですか?
快気祝いとしてお返しします。金額はいただいた額の1/3〜半額、時期は退院・全快から10日〜1か月が目安です。掛け紙は紅白の結び切りにのしを付け、表書きは「快気祝」「全快祝」とします。
まとめ
- まず面会できるかを確認する
- 金額は友人3千〜5千円、家族・親戚5千〜1万円
- 封筒は紅白の結び切り、のしは付けない
- 表書きは「御見舞」。目上には「御伺」
- 伺うのは入院3日〜1週間後、15分程度
- 鉢植え・生花は要注意。持ち込み禁止の病院も
- お返しは快気祝い。1/3〜半額を10日〜1か月で
参考情報
- イオンのお葬式「お見舞い金のマナーについて金額相場・封筒の書き方・渡すタイミングなど解説」
https://www.aeonlife.jp/knowledge/manner/omimaikin_manner - 小さなお葬式「お見舞い金とは?金額相場とマナーもあわせて解説」
https://www.osohshiki.jp/column/article/179/ - 日比谷花壇「お見舞い・退院祝いに避けたいタブーなお花の種類」
https://www.hibiyakadan.com/item/LIFESTYLE_Z_0009.html
金額の目安、新札を避ける理由、紅白の結び切りを使うことは、参照した情報源で共通しています。目上の方に現金を渡してよいかは説明が分かれるため、本文にその旨を記載しています。
本記事で紹介している金額や作法は一般的な目安です。地域やご家庭の慣習によって異なる場合があります。面会の可否・持ち込みの制限は病院ごとに違います。必ず事前にご確認ください。