結論
欠席が決まったら、ご祝儀は式の1週間前までに渡すのが目安です。
手渡しできない場合は現金書留を使います。 普通郵便で現金は送れません(郵便法で禁止されています)。
いつ渡すか
| 状況 | 渡す時期 |
|---|---|
| 招待状の返信前に欠席が決まった | 返信後、式の1〜2か月前 |
| 出席の返事の後に欠席が決まった | できるだけ早く。式の1週間前まで |
| 直前・当日の欠席 | 式の後。1週間以内を目安に |
式の直前や当日に渡すのは避けます。新郎新婦がもっとも慌ただしい時期で、受け取っても管理の負担になります。
欠席の連絡自体は、決まった時点ですぐに
ご祝儀の時期より、欠席の連絡が先です。料理と引出物の手配は人数で決まるため、遅れるほど新郎新婦の負担になります。
キャンセル料が発生する期限(1週間前など)を過ぎると、費用がそのままかかります。
渡し方は3つ
欠席する場合、ご祝儀をどうやって届けるかを決める必要があります。 当日に会場で渡せないためです。
方法は3つありますが、人に託す方法だけは注意が要ります。 紛失や渡し忘れが起きても、 託した側も預かった側も気づけません。 避けられるなら、手渡しか現金書留にしてください。
| 方法 | 向いている場合 |
|---|---|
| 手渡し | 会う機会がある。もっとも丁寧 |
| 現金書留 | 遠方・会う機会がない |
| 共通の知人に託す | 確実に渡せる相手がいる場合のみ |
人に託す方法は、紛失や渡し忘れのリスクがあります。避けられるなら手渡しか現金書留にします。
現金書留の使い方
普通郵便で現金は送れません
現金の郵送は現金書留に限られます。普通郵便や宅配便で送ることは法律で認められていません。
現金書留は郵便局の窓口で扱います。ポストに投函することはできません。
- 郵便局で現金書留用の封筒を購入します(有料)
- ご祝儀袋ごと入れられる大きさの封筒があります。窓口で「ご祝儀を送りたい」と伝えれば案内してもらえます
- ご祝儀袋には通常どおり表書きと名前を書きます
- 手紙を同封します。欠席のお詫びとお祝いの言葉を短く
- 宛先は新郎新婦の自宅。式場宛には送りません
手紙は長くしなくて構いません。「ご結婚おめでとうございます。当日は伺えず残念ですが、おふたりの幸せをお祈りしています」程度で十分です。
当日に欠席することになったら
急病や身内の不幸など、やむを得ない事情はあります。その場合の順序です。
| 順番 | やること |
|---|---|
| 1 | すぐに連絡。新郎新婦本人ではなく、式場か共通の知人経由が望ましい |
| 2 | 式の後、落ち着いてから改めてお詫びの連絡 |
| 3 | 1週間以内にご祝儀を渡す(手渡しまたは現金書留) |
当日は新郎新婦が電話に出られません。式場に連絡するか、出席する共通の知人に伝えてもらうほうが確実です。
身内の不幸が理由の場合、理由は伝えないことがあります
結婚式の場に弔事の話を持ち込まないという配慮から、「やむを得ない事情で」とだけ伝える方法があります。
後から事情を知った新郎新婦が気に病むこともあるため、落ち着いてから改めて話すという選択もあります。
金額の目安
欠席する場合の金額は、いつ欠席を伝えたかで変わります。 これは礼儀の問題ではなく、費用の問題です。
欠席の場合の金額は、いつ伝えたかで変わります。 礼儀の問題ではなく費用の問題です。 直前かどうかで、会場側の手配状況が違います。
| 状況 | 目安 |
|---|---|
| 早めに欠席を伝えた(友人) | 5千〜1万円 |
| 早めに欠席を伝えた(親族) | 出席時の3分の1〜半額 |
| 直前・当日の欠席 | 出席時と同額 |
直前の欠席で同額にするのは、料理と引出物の手配がすでに済んでいるためです。キャンセルが効かない費用を新郎新婦が負担することになります。
よくある質問
欠席する場合、ご祝儀はいつ渡しますか?
式の1週間前までが目安です。出席の返事の後に欠席が決まった場合は、できるだけ早く渡します。直前や当日の欠席になった場合は、式の後1週間以内を目安にします。式の直前や当日に渡すのは、新郎新婦がもっとも慌ただしい時期なので避けます。
ご祝儀を郵送してもよいですか?
現金書留であれば問題ありません。ただし普通郵便や宅配便で現金を送ることは法律で認められていません。現金書留は郵便局の窓口で扱い、ポストに投函することはできません。ご祝儀袋ごと入れられる大きさの封筒もあります。
現金書留はどこに送りますか?
新郎新婦の自宅に送ります。式場宛には送りません。ご祝儀袋には通常どおり表書きと名前を書き、欠席のお詫びとお祝いの言葉を書いた手紙を同封します。手紙は数行で十分です。
当日に欠席することになったらどうしますか?
まずすぐに連絡します。当日は新郎新婦が電話に出られないため、式場に連絡するか、出席する共通の知人に伝えてもらうほうが確実です。式の後に改めてお詫びの連絡をし、1週間以内にご祝儀を渡します。
直前の欠席でも満額包むのですか?
出席時と同額を包むのが一般的です。料理と引出物の手配がすでに済んでおり、キャンセルが効かない費用を新郎新婦が負担することになるためです。早めに伝えた場合は3分の1〜半額が目安になります。
共通の友人に預けてもよいですか?
確実に渡せる相手がいる場合に限ります。紛失や渡し忘れのリスクがあるため、避けられるなら手渡しか現金書留にするほうが安全です。金額が大きい場合はとくに注意してください。
まとめ
- ご祝儀は式の1週間前までが目安
- 欠席の連絡が先。料理と引出物の手配に関わる
- 式の直前・当日に渡すのは避ける
- 郵送は現金書留のみ。普通郵便では送れない
- 現金書留は郵便局の窓口。ポスト投函不可
- 宛先は新郎新婦の自宅。式場には送らない
- 当日欠席は式場か共通の知人経由で連絡
- 直前の欠席は出席時と同額
参考情報
- リンベル ギフトコンシェルジュ「贈り物のマナー」
https://www.ringbell.co.jp/giftconcierge/1939 - 三越伊勢丹「のし紙とかけ紙の正しいマナー」
https://www.mistore.jp/gift/manner/knowledge/noshi_mizuhiki/article/noshi_manner.html - 郵便局のネットショップ「贈り物のマナー」
https://www.shop.post.japanpost.jp/shop/pages/gift_contents_107.aspx
現金の郵送が現金書留に限られる点は、郵便局の案内に基づいています。金額の目安は参照した情報源で共通しています。
本記事で紹介している金額や作法は一般的な目安です。地域・ご家庭の慣習によって異なります。判断に迷う場合は、ご親族や周囲の方にご確認ください。