結論
気づいた時点で、できるだけ早く渡します。1週間以内が目安です。
長い言い訳はしません。 「渡しそびれてしまい申し訳ありません」と短くお詫びして渡すのが、 もっとも角が立たない形です。
いつ気づいたかで対応が変わる
ご祝儀を渡し忘れたとき、対応はいつ気づいたかで変わります。 披露宴の最中なら、まだ間に合います。
日が経ってしまった場合に気をつけたいのが新婚旅行の時期です。 不在のあいだに現金書留が届いても受け取れません。 帰ってからにするか、届く日を調整してください。
| 気づいた時点 | 対応 |
|---|---|
| 披露宴の最中 | 受付に戻る。受付が閉まっていれば会場スタッフに相談 |
| 当日、会場を出た後 | 会場へ電話。親族に預かってもらえる場合があります |
| 翌日〜1週間 | 手渡しまたは現金書留。もっとも一般的な対応 |
| 1か月以上経った | それでも渡します。お詫びを添えて |
新婚旅行に出ている時期は避けます。帰ってからにするか、現金書留なら自宅に届くよう日時を調整します。
後日渡す方法
- 手渡し:会う機会があるならこれがもっとも丁寧です
- 現金書留:遠方の場合。普通郵便で現金は送れません
- ご祝儀袋はそのまま使えます。書き直す必要はありません
新札を用意していたなら、そのまま使って構いません。日が経っても、ご祝儀としての性質は変わりません。
渡す方法は、次に会う予定があるかで決まります。
近いうちに会うなら、そのときに手渡すのがもっとも自然です。 予定がなければ現金書留を使います。 現金を普通郵便で送ることはできません。
伝え方の例
短く、一度だけ謝る
「先日はおめでとうございました。当日お渡しするつもりが、渡しそびれてしまって。遅くなってすみません」
これで十分です。理由を長く説明しないほうが、相手も受け取りやすくなります。
避けたいのは、繰り返し謝ることです。相手が「気にしないで」と言った後も謝り続けると、相手に気を遣わせます。
現金書留で送る場合も同じです。手紙に一行お詫びを書き、あとはお祝いの言葉にします。
気にしすぎなくてよい理由
結婚式当日、新郎新婦は誰からいくら受け取ったかを把握していません。受付が預かり、後日まとめて確認します。
確認は式の数日後になることが多く、その時点で気づかれる程度です。当日その場で「渡していない」と分かることはまずありません。
ただし、放置はしないこと
気づかれにくいからといって、そのままにするのは避けます。ご祝儀は引出物・料理への対価という側面があり、新郎新婦は1人あたりの費用を負担しています。
後から名簿を確認したときに記録が残るため、遅れても渡しておくほうが関係が保たれます。
よくある質問
ご祝儀を渡し忘れたら、いつまでに渡せばよいですか?
気づいた時点でできるだけ早く、1週間以内が目安です。新婚旅行に出ている時期は避け、帰ってから渡すか、現金書留なら自宅に届く日時を調整します。1か月以上経っていても、渡さないよりは渡すほうがよいでしょう。
披露宴の最中に気づいたらどうしますか?
受付に戻ります。受付が閉まっている場合は会場スタッフに相談してください。預かってもらえることがあります。会場を出た後に気づいた場合も、会場へ電話すれば親族に預かってもらえる場合があります。
ご祝儀袋は新しく用意し直しますか?
そのまま使えます。書き直す必要はありません。新札を用意していた場合も、そのまま使って構いません。日が経っても、ご祝儀としての性質は変わりません。
どう伝えればよいですか?
「当日お渡しするつもりが、渡しそびれてしまって。遅くなってすみません」程度で十分です。理由を長く説明しないほうが相手も受け取りやすくなります。繰り返し謝ると、かえって相手に気を遣わせます。
新郎新婦は気づいていますか?
当日は気づいていないことがほとんどです。受付が預かり、後日まとめて確認するためです。確認は式の数日後になることが多く、その時点で分かる程度です。
気づかれないなら渡さなくてもよいですか?
渡すほうがよいでしょう。ご祝儀には引出物や料理への対価という側面があり、新郎新婦は1人あたりの費用を負担しています。後から名簿を確認したときに記録が残るため、遅れても渡しておくほうが関係が保たれます。
まとめ
- 気づいた時点でできるだけ早く。1週間以内が目安
- 披露宴の最中なら受付に戻る
- 当日会場を出た後は会場へ電話
- ご祝儀袋はそのまま使える
- 郵送は現金書留のみ
- 短く一度だけ謝る。長い言い訳はしない
- 新郎新婦は当日は気づいていないことがほとんど
- それでも放置はしない。費用を負担してもらっている
参考情報
- リンベル ギフトコンシェルジュ「贈り物のマナー」
https://www.ringbell.co.jp/giftconcierge/1939 - 三越伊勢丹「のし紙とかけ紙の正しいマナー」
https://www.mistore.jp/gift/manner/knowledge/noshi_mizuhiki/article/noshi_manner.html - 郵便局のネットショップ「贈り物のマナー」
https://www.shop.post.japanpost.jp/shop/pages/gift_contents_107.aspx
現金の郵送が現金書留に限られる点は、郵便局の案内に基づいています。
本記事で紹介している金額や作法は一般的な目安です。地域・ご家庭の慣習によって異なります。判断に迷う場合は、ご親族や周囲の方にご確認ください。