結論
一升餅を用意する人に決まりはありません。 母方の親が餅を、父方の親が祝い膳をという古い言い方は残っていますが、 現在はどちらの祖父母でも、自分たちで用意しても構わないというのが 一般的な答えで、行事を扱う側の解説でもそう明言されています。
重さは一升分でおよそ1.8キログラム。 風呂敷やリュックで背負わせますが、 立てても、転んでも、座り込んでも、すべて縁起がよいと あらかじめ意味が割り当てられています。 うまくいく形が最初から存在しない行事ですので、 泣き出しても失敗ではありません。
一升餅とは何か
親や義理の親から「一升餅はどうするの」と聞かれて、初めてその名前を知る人は少なくありません。 さらに調べていくと誕生餅や背負い餅といった別の呼び方が次々に出てきて、 同じものを指しているのか、別の行事なのかが分からなくなります。
呼び方が枝分かれしているのは、同じ由来の行事が地域ごとに違う形で残ったためで、 その土地でやっている動作がそのまま名前になっている、と考えると整理がつきます。 次の表は、この行事によく使われている呼び方を挙げ、 それぞれの名前がどの形を指しているかを並べたものです。
| 呼び方 | 指している形 |
|---|---|
| 一升餅 | 一升と一生をかけた、全国で通じる呼び方です |
| 誕生餅・一歳餅 | 初誕生の日に用いる餅、という意味になります |
| 背負い餅 | 風呂敷やリュックで背負わせる形を指します |
| 力餅・立ち餅 | 背負って立てるかどうかに重きを置いた呼び方です |
| 転ばせ餅 | あえて転ばせて厄を落とす地域での呼び方です |
| 踏み餅 | 背負わずに、餅の上へ立たせる形を指します |
呼び方がこれだけ違うのは、同じ由来を持つ行事が地域ごとに違う形へ枝分かれしたためです。背負わせる地域では背負い餅や力餅、立たせる地域では立ち餅、わざと転ばせる地域では転ばせ餅、踏ませる地域では踏み餅と、その土地でやっている形がそのまま名前になっています。親や義理の親が知らない呼び方を出してきたときは、別の行事ではなく同じ行事の別名だと考えて差し支えありません(最終確認:2026年8月)。
一升は米の量を表す単位で、重さに直すとおよそ1.8キログラムありますから、 これを1歳の子に持たせるとなると体重のおよそ5分の1にあたる重さになり、 多くの子は数歩で座り込むか、その場からまったく動けなくなります。
込められている願いは3つ重なっていて、 一升と一生をかけて食べ物に困らないように、餅と力持ちをかけて健康に育つように、 餅が丸いことにかけて円満な人生を送れるようにという意味が同時に持たされています。
誰が用意するのか
餅を注文しようとした矢先に、義理の母から「こちらで用意する」と連絡が来たり、 逆にどちらの家も相手が用意すると思い込んでいて、直前まで誰も手配していなかったり。 一升餅を巡っていちばん起こりやすいのは、この2つの行き違いにあたります。
決まりがあるのかを確かめたくなるところですが、 行事を扱う側の解説を見ても、用意する人に決まりは無いと書かれています。 次の表は、誰が用意するかについて言われている形を、 その根拠とあわせて並べたものです。
| 用意する人 | 扱い |
|---|---|
| 決まりは無い | どちらの祖父母でも、自分たちでも構いません |
| 母方の祖父母 | 昔は女親の家が用意するという言い方が広く残っています |
| 父方の祖父母 | 同じ言い方では、料理や祝い金を受け持ちます |
| 親が自分で | 好みの商品を選べるため、近年はこの形が増えています |
| 両家で分担 | 餅と祝い膳を分けると、重複が起きにくくなります |
用意する人に決まりは無いというのが、いまの一般的な答えにあたります。母方の親が餅を、父方の親が料理や祝い金をという古い言い方は残っていますが、アカチャンホンポの解説も家庭によってさまざまで、どちらの親でも自分たちでも構わないと明言しています。揉めるのは決まりが無いからではなく、両家が同時に同じものを用意してしまうからですので、餅はこちら、祝い膳はそちらと役割を先に分けておくのが確実です(最終確認:2026年8月)。
古い言い方が残っているのは、婚家に嫁いだ娘の実家が節目ごとに品物を贈るという、 かつての付き合いの形に由来します。 雛人形や五月人形を母方が用意するという慣習と同じ流れにあり、 いまはどちらも「決まりではない」という扱いに変わってきています。
実務としては、声をかける段階で餅の担当を決めてしまうのがいちばん確実で、 こちらで注文すると先に伝えておけば、 両家とも用意しなかったという事態も、同じものが2つ届く事態も避けられます。
両家から「うちが出す」と言われたとき
どちらも断りにくい申し出ですが、行事に使う餅は1つあれば足ります。片方に餅、もう片方に祝い膳や誕生日のプレゼントを受け持ってもらうという形にすれば、どちらの顔も立ちます。伝えるときは「では、お義母さんにはケーキをお願いできますか」と、具体的な品を指してお願いするほうが角が立ちません。
どちらにも譲れない雰囲気があるときは、紅白の2個組にして一方ずつ用意してもらうという手もあります。一升を2つに割った紅白の餅は市販されており、1歳の子には1個ずつ背負わせるほうが現実的でもありますので、無理のある折衷案にはなりません。
何を用意すればよいのか
餅を買おうと調べ始めると、一升米や一升パンといった別のものが並び、 小分けの餅や大福まで出てきます。 伝統のとおりにするなら丸い餅なのだろうと思う一方、 一升分の餅を家族だけで食べきれるのかという不安も同時に湧いてきます。
形を決めているのは素材ではなく、一升分の重さがあって背負わせられるかどうかですので、 餅でなければ成り立たないというものではありません。 次の表は、一升餅の代わりに実際に使われているものを挙げ、 それぞれの向き不向きとあわせて並べたものです。
| 用意するもの | 向き不向き |
|---|---|
| 丸い一升餅 | 最も伝統的な形で、写真の見栄えがよくなります |
| 紅白2個組の餅 | 1個ずつ背負わせられ、重さを調整できます |
| 小分けの餅 | 切り分けが要らず、配るときも扱いやすくなります |
| 一升米 | 普段の食事と離乳食で消費でき、無駄が出ません |
| 一升パン | 名前を焼き印できる商品があり、そのまま食べられます |
| バウムクーヘン | 年輪が長寿に通じるとして、選ばれることがあります |
| 風呂敷 | 昔ながらの形で、たすき掛けにして背負わせます |
| リュック | 行事のあとも使え、赤ちゃんが嫌がりにくくなります |
一升餅は、餅でなければならないという決まりのある行事ではありません。一升分の重さがあって、背負わせて写真に残せるものであれば形は成り立ちますので、米・パン・バウムクーヘンのいずれを選んでも行事として不足はありません。選ぶ基準は、その後に食べきれるかどうかの一点で、切り分けの手間まで考えると小分けや米が扱いやすくなります(最終確認:2026年8月)。
名入れの商品は、餅の表面に子どもの名前や生年月日を入れてもらえますので、 写真に文字がそのまま写り、記念としては強く残ります。 ただし注文から届くまでに日数がかかりますので、 日どりが決まったらすぐに手配してください。
背負わせる道具は、風呂敷とリュックのどちらを選んでも構いません。 風呂敷は昔ながらの見た目になる一方、 リュックは肩から外れにくく、赤ちゃんが暴れても崩れにくいという利点があります。
当日のやり方
餅とリュックが届いても、いつどう始めればよいのかまでは箱に書かれていませんし、 集まった全員が見ている前で手間取ると、 その間に赤ちゃんの機嫌が傾いてしまい、いちばん見せたい場面を逃すことになります。
この行事でうまくいくかどうかを分けているのは所作の正しさではなく、 赤ちゃんの機嫌が持っているあいだに終えられるかどうかという一点にあります。 次の表は、前日の支度から餅を下ろすまでの進め方を、 当日に動く順番のとおりに並べたものです。
| 順番 | やること |
|---|---|
| 1. 前日まで | 餅を用意し、背負う道具に入れておきます |
| 2. 始める前 | 撮る人と背負わせる人を決め、位置を確かめます |
| 3. 座らせる | 赤ちゃんを床に座らせ、周りの物をどけます |
| 4. 背負わせる | たすき掛けか肩ひもで、背中に負わせます |
| 5. 見守る | 立たせようとせず、そのまま様子を見ます |
| 6. 外す | 泣き始めたら無理をせず、すぐに下ろします |
手順そのものは短く、始めてから終わるまでにかかる時間は10分ほどです。背負わせてから泣き出すまでが勝負になりますので、餅を出す前に背負わせる道具と撮影の位置を決めておき、赤ちゃんを座らせたら一気に進める形になります。立たせようとして何度もやり直すと、その日はもう背負ってくれなくなりますので、一度で終える前提で組んでください(最終確認:2026年8月)。
始める時間帯は、昼寝から目覚めた直後がいちばん向いていて、 空腹でも眠くても背負ってはくれませんので、 食事のあと少し休ませて、機嫌がよいところに合わせるという組み方になります。
背負わせるときは、赤ちゃんの後ろに大人が一人つき、 倒れたときに頭を打たないよう手を添えておいてください。 1.8キログラムは重心を大きく後ろへ引きますので、 支えが無いと仰向けに倒れる形になります。
背負わせた餅を、その場で食べさせないこと
行事のあとに餅を切り分けて食べることになりますが、1歳の子には与えないでください。餅は口の中でくっつきやすい食品で、消費者庁も年末年始の窒息事故として繰り返し注意を出していますし(この注意喚起は主に高齢者に向けたものです)、餅を食べてよい年齢の目安は3歳からだと案内している行事の解説もあります。
消費者庁は別に、食品による子どもの窒息・誤嚥についても注意喚起を出しており、平成26年から令和元年までの6年間に、食品を誤嚥して窒息したことにより亡くなった14歳以下の子ども80名のうち73名が5歳以下でした。一升パンやバウムクーヘンを選んだ場合も、月齢に合った大きさに切り、必ず大人がそばで見ていてください。アレルギーが心配な品をその日に初めて与えることも避け、判断がつかないときはかかりつけの小児科にご相談ください。
立てなかった・転んだときの見方
背負わせた途端に泣き出して一歩も動かないまま終わったり、 尻もちをついてそのまま座り込んでしまったり。 写真に残ったのがそんな場面だと、 せっかく餅まで用意したのに失敗したような気持ちがどこかに残ります。
ところがこの行事には、うまくいった形というものが最初から用意されていません。 起こりうるすべての結果に、あらかじめ良い意味が割り当てられているためです。 次の表は、その割り当てを、当日に起こりうる結果ごとに並べたものです。
| その日の結果 | どう受け取るか |
|---|---|
| 背負って立てた | 自立心があり、出世するとされています |
| 背負って歩いた | 立てた場合と同じく、めでたいと受け取ります |
| 転んだ | 厄を落とせたと受け取り、めでたいとされます |
| 尻もちをついた | 家に長くいて、家を継いでくれるとされています |
| 立てなかった | 同じく、親元に長くいてくれると受け取ります |
| 泣いて背負わない | その日の機嫌の話ですので、意味は付きません |
どの結果になっても縁起がよいというところが、この行事のいちばんの要にあたります。立てば自立心があって出世する、転べば厄を落とせた、座り込めば家に長くいて家を継いでくれると、あらかじめすべての結果に良い意味が割り当てられています。うまくいく形が最初から存在しない行事ですので、泣いて座り込んでも失敗ではありません(最終確認:2026年8月)。
立って歩けたことを喜ぶ家がある一方で、わざと転ばせる地域があるのは、 この割り当てが土地ごとに違う重みで受け取られてきたためです。 転ぶことを厄落としと見る土地では、そちらのほうがめでたい結果になりますので、 背負わせたあとにあえて転ばせるという形が残っています。
つまり、どちらに転んでも良い意味が用意されているというより、 正反対の結果に正反対の良い意味が用意されている、という作りになっています。 その日に起きたことを、あとから良いほうへ読む行事だと考えて差し支えありません。
背負う地域と、踏む地域
義理の実家から「うちは踏ませる」と言われて、聞いたことのない形に戸惑うことがあります。 背負わせるものだと思って餅とリュックを用意した後だと、 どちらに合わせればよいのかで話がこじれることもあります。
背負うか踏むかは、行事の由来が違うのではなく、 同じ願いを別の動作で表している形の違いにあたります。 次の表は、背負う形と踏む形のそれぞれについて、 込められている意味と主に見られる地域を並べたものです。
| 形 | 意味と地域 |
|---|---|
| 背負わせる | 全国で最も一般的で、風呂敷やリュックを使います |
| 踏ませる | 鹿児島・宮崎・福岡など九州で見られる形です |
| わらじ・草履 | 踏ませる際に履かせ、将来の困難に備えます |
| 転ばせる | 厄落としを重んじる地域で、あえて転ばせます |
| 餅の数を増やす | 歩けなくなるまで足す形が、東日本に見られます |
背負うか踏むかは、住んでいる地域ではなく家に伝わっている形で決めて構いません。踏む形は鹿児島・宮崎・福岡など九州で見られ、わらじや草履を履かせて餅の上に立たせることで、将来の困難を踏み越えられるようにという願いを込めます。引っ越して土地を離れている家では、両家のどちらかの形に合わせておくと説明がつきますので、両方を混ぜるより一方に決めるほうが収まります(最終確認:2026年8月)。
踏ませる形は、餅の上にわらじや草履を履かせて立たせるもので、 これから先の困難を踏み越えていけるようにという願いを込めます。 背負う形が重さに耐えることを表すのに対し、 踏む形は乗り越えることを表している、という違いになります。
両家で形が違うときは、どちらか一方に決めておくほうが収まりますし、 背負わせてから踏ませるという順に両方やる家もありますが、 1歳の子に続けて2つを求めるのは負担が大きく、 2つ目に入る前に泣き出すことがほとんどです。
背負ったあとの餅をどうするか
行事が終わって写真を撮り終えると、目の前に1.8キログラムの餅がそのまま残ります。 家族だけでは到底食べきれない量ですし、 冷蔵庫に入れておけばよいのか、切ってから配るのかも判断がつきません。
餅は縁起物として分け合うものですので、 切り分けて食べ、招いた人や親戚に配るという形が古くから続いています。 次の表は、背負い終えた餅の扱い方を、進めやすい順に並べたものです。
| 扱い方 | 進め方 |
|---|---|
| その日のうちに切る | 時間が経つほど硬くなり、切りにくくなります |
| 招いた人に配る | 縁起を分ける形になり、古くから行われています |
| 冷凍する | 1食分ずつ包み、90日以内に食べきる形にします |
| 焼く・雑煮にする | 大人が食べる分は、普段の餅と同じに扱えます |
| 小分け商品を選ぶ | 切る手間そのものが要らず、配るのも簡単です |
| 一升米にする | 普段の食事で炊けるため、扱いに困りません |
背負ったあとの餅は、その日のうちに切り分けて食べ、招いた人や親戚に配ります。一升分は大人でも数日かかる量ですので、そのまま置いておくとかびが出ますし、丸餅を家庭の包丁で切るのは想像よりずっと骨が折れます。あらかじめ小分けにされた商品を選ぶか、届いた日のうちに切って冷凍してしまうかの二択で考えておくと、行事のあとに困りません(最終確認:2026年8月)。
丸餅を家庭の包丁で切るのは、思っている以上に骨が折れる作業になります。 表面が乾いて硬くなると刃がまったく入りませんので、 届いた日か行事の当日のうちに、柔らかいうちに切ってしまうのが確実です。 硬くなってしまった場合は、電子レンジで少し温めると包丁が入るようになります。
配るときは、切った餅を1つずつ包んで袋に入れ、その場で手渡す形になります。 遠方で直接渡せない相手には日持ちのしないものを送ることになりますので、 餅ではなく写真を送るという形に置き換えても、気持ちは十分に伝わります。
お祝いをいただいたときのお返しを見る一升餅の用意の仕方に、正しい形が一つだけあるわけではありません。 母方の祖父母が昔ながらの丸餅を送ってくる家もあれば、 自分たちで名入れのものを注文する家も、 食べきれないからと一升米にする家もあり、どれも行事として不足がありません。 素材が何であっても、その重さを背負わせた事実は変わらないためです。
どの家でも変わらないのは、この行事に失敗という結果が無いという一点です。 立てば出世、転べば厄落とし、座り込めば家を継ぐと、 起こりうるすべての形にあらかじめ良い意味が用意されています。 うまくやらせようとして何度もやり直すより、 その日に起きたことをそのまま受け取るほうが、この行事の作りに合っています。
よくある質問
一升餅は誰が用意するものですか?
決まりはありません。母方の親が餅を、父方の親が料理や祝い金をという古い言い方は残っていますが、現在はどちらの祖父母でも自分たちで用意しても構わないとされています。両家から申し出があったときは、餅と祝い膳で役割を分けると重複が防げます。
一升餅の重さはどれくらいですか?
一升分の米で作るため、およそ1.8キログラムです。1歳の子の体重のおよそ5分の1にあたり、背負わせると重心が後ろへ引かれます。倒れて頭を打たないよう、必ず後ろに大人がついてください。
背負えずに座り込んでしまいました。縁起が悪いのでしょうか?
縁起が悪いということはありません。立てば自立心があって出世する、転べば厄を落とせた、尻もちをついたり立てなかったりすれば家に長くいて家を継ぐと、すべての結果にあらかじめ良い意味が割り当てられています。
餅ではなく米やパンでもよいですか?
構いません。一升米、一升パン、バウムクーヘンなどが使われています。一升米は普段の食事や離乳食で消費でき、一升パンはそのまま食べられます。切り分けの手間まで考えると、餅より扱いやすい面があります。
一升餅を踏ませる地域があると聞きました。
鹿児島・宮崎・福岡など九州で見られる形で、わらじや草履を履かせて餅の上に立たせます。将来の困難を踏み越えられるようにという願いを込めたもので、背負う形と願いは同じです。両家で形が違うときは、どちらかに決めておくほうが進めやすくなります。
1歳の子に一升餅を食べさせてもよいですか?
餅は粘りが強くのどに貼りつくため、乳幼児には食べさせないでください。餅を食べてよい年齢の目安は3歳からとされています。行事のあとの餅は大人が切り分けて食べ、招いた人や親戚に配ります。パンやバウムクーヘンの場合も、月齢に合った大きさにし、必ず大人がそばで見ていてください。
背負ったあとの餅はどうすればよいですか?
切り分けて食べ、招いた人や親戚に配ります。硬くなると切りにくくなりますので、当日のうちに切って1食分ずつ包み、冷凍したうえで90日以内に食べきります。あらかじめ小分けにされた商品を選べば、この手間そのものが要りません。
まとめ
- 用意する人に決まりはありません
- 重さは一升分でおよそ1.8キログラムです
- 両家から申し出があれば役割を分けます
- 米・パンでも構いません
- 立っても転んでも縁起がよいとされます
- 踏ませる形は九州で見られます
- 餅は3歳ごろまで食べさせません
- 餅は当日のうちに切って配ります
参考情報
- アカチャンホンポ「【研究家監修】一升餅ってなに?いつやるの?そのやり方について」
https://chirashi.akachan.jp/care/isshoumochi/ - スタジオアリス「一升餅のやり方は?ファーストバースデーのお祝いに選び取りや記念撮影も!」(背負う形と踏む形の地域差)
https://www.studio-alice.co.jp/shortcut/myhbd_s/column/detail11.html - 消費者庁「食品による子どもの窒息・誤嚥(ごえん)事故に注意!」(平成26年〜令和元年の6年間で14歳以下の子ども80名が食品を誤嚥して窒息し死亡、うち5歳以下が73名)
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/caution/caution_047/ - 消費者庁「年末年始、餅による窒息事故に御注意ください!」(主に高齢者に向けた注意喚起)
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/caution/caution_046
一升餅の意味とやり方、結果をどう受け取るか、用意する人に決まりが無いことは、参照した情報源で一致しています。呼び方・背負うか踏むか・餅の数の扱いには地域差が大きく、本記事では確認できた地域名だけを挙げました。餅の相場や「昔は女親の家が用意した」という言い方は、広く共通して挙げられる目安であって、公的な基準があるものではありません。窒息事故の数値は消費者庁の注意喚起によるもので、最終確認は2026年8月です。
本記事で紹介している日どり・やり方・金額は一般的な目安です。初誕生の行事は地域とご家庭による差がとくに大きく、決まった正解があるものではありません。餅やパンを赤ちゃんに食べさせる場合は、のどに詰まらせる危険がありますので、月齢に合った形状と大きさにし、必ず大人がそばで見ていてください。食物アレルギーが心配な場合は、かかりつけの小児科にご相談ください。