結論
始業前に、直属の上司へ電話するのが基本です。
伝えるのは休むこと・見込み・引き継ぎの3つ。 症状を詳しく話す必要はありません。
連絡のタイミング
| タイミング | 目安 |
|---|---|
| 始業の30分前〜直前 | これが基本 |
| 前日から分かっている | 前日のうちに伝えます |
| 早朝すぎる時間 | 避けます。始業30分前ごろから |
| 始業後 | 遅い。職場が動き始めています |
| 連日休む | 毎朝連絡します |
始業前に伝えることがいちばん大切です。職場は人員を見て一日の割り振りを決めます。始業後だと、すでに動き出した後になります。
迷ったら休んでください
発熱、感染性の症状。無理に出社すると、周りにうつす可能性があります。
一人休むより、数人に広がるほうが職場にとって大きな損失です。判断に迷ったら休むほうが、結果的に迷惑をかけません。
連絡手段
休むときの連絡は手段から迷います。 電話か、メールか、チャットか。
判断が割れるのは会社ごとに扱いが違うためです。 長く電話が基本とされてきましたが、 現在はそうとは限りません。
| 手段 | 目安 |
|---|---|
| 電話 | 基本。確実に伝わります |
| メール・チャット | 会社が認めていれば可。近年増えています |
| LINE | 会社が認めている場合のみ |
| 声が出ない | メールで構いません。事情を添えます |
| 家族に頼む | 本人が動けないときは可 |
| 無断欠勤 | 避けます。就業規則上の問題になります |
近年はチャットでの連絡を認める職場が増えています。電話が基本とされてきましたが、就業規則や職場の慣行で定められているなら、それに従って構いません。
伝える内容
| 要素 | 例 |
|---|---|
| 1. 休むこと | 「本日、体調不良のためお休みをいただきたく」 |
| 2. 見込み | 「明日には出社できる見込みです」 |
| 3. 引き継ぎ | 「10時の打ち合わせは〇〇さんにお願いできますか」 |
| 4. 連絡がつくか | 「メールは確認できます」 |
3がもっとも助かります。その日の予定を自分で洗い出し、誰に何を頼みたいかまで伝えてください。上司が一から調べる手間が省けます。
「連絡がつくかどうか」を添えてください
寝込んでいるなら「本日は電話に出られないかもしれません」と先に言っておきます。
逆に「メールは見られます」と伝えれば、急ぎの確認だけは通せます。どちらでも構いませんが、はっきりさせておくと職場が動きやすくなります。
症状はどこまで言うか
詳しく話す義務はありません
健康に関する情報は個人情報として保護されるべきものです。「体調不良のため」で足ります。
ただし感染性が疑われる場合は、それだけ伝えてください。職場が対応を取れます。病名や詳しい症状まで話す必要はありません。
| 状況 | 目安 |
|---|---|
| ふつうの体調不良 | 「体調不良のため」で足ります |
| 感染性が疑われる | その旨は伝えます。職場が対応できます |
| 通院・検査 | 「通院のため」で足ります |
| 長期になりそう | 見込みは伝えます |
| 診断書 | 就業規則で定められていれば提出します |
| しつこく聞かれる | 答える義務はありません |
家族の看病で休む場合も同じです。「家族の看病のため」で足ります。誰の、どんな病気かまで話す必要はありません。
就業規則が優先します
連絡の手段・期限・書式は会社ごとに定められています。本記事の内容は一般的な目安です。
入社したら、就業規則のうち勤怠に関する項目に目を通しておいてください。分からなければ、上司か人事に確認するのが確実です。
復帰したとき
- 上司に一言。「昨日はご迷惑をおかけしました」
- 代わってくれた人にお礼を言います
- 一度で十分です。何度も謝りません
- 滞っていたことを確認します
- 手続き(欠勤届・有給への振替など)は就業規則に従います
- 体調が戻りきっていないなら無理をしません
お詫びより、お礼のほうが伝わります
「ご迷惑をおかけしました」を繰り返すより、「〇〇さん、対応いただきありがとうございました」と個別に伝えるほうが効きます。
体調不良で休むことは悪いことではありません。過度に恐縮する必要はありません。
よくある質問
仕事を休むとき、いつ連絡しますか?
始業の30分前から直前までが基本です。始業前に伝えることがいちばん大切で、職場は人員を見て一日の割り振りを決めます。前日から分かっているなら前日のうちに伝えてください。
電話とメール、どちらで連絡しますか?
電話が基本ですが、近年はチャットやメールを認める職場が増えています。就業規則や職場の慣行で定められているなら、それに従って構いません。無断欠勤は就業規則上の問題になるため避けてください。
何を伝えればよいですか?
休むこと、復帰の見込み、引き継ぎの3つです。とくに引き継ぎがもっとも助かります。その日の予定を自分で洗い出し、誰に何を頼みたいかまで伝えると、上司が一から調べる手間が省けます。
症状はどこまで話す必要がありますか?
詳しく話す義務はありません。健康に関する情報は個人情報として保護されるべきもので、「体調不良のため」で足ります。ただし感染性が疑われる場合は、その旨だけ伝えてください。職場が対応を取れます。
家族の看病で休む場合は?
「家族の看病のため」で足ります。誰の、どんな病気かまで話す必要はありません。
復帰したときはどうしますか?
上司に一言お詫びし、代わってくれた人に個別にお礼を言ってください。お詫びを繰り返すより、お礼のほうが伝わります。体調不良で休むことは悪いことではなく、過度に恐縮する必要はありません。
まとめ
- 始業前に連絡
- 直属の上司へ電話が基本
- 無断欠勤は避ける
- 休む・見込み・引き継ぎを伝える
- 引き継ぎがいちばん助かる
- 症状を詳しく話す義務はない
- 感染性ならその旨は伝える
- 復帰時はお詫びよりお礼
参考情報
- e-Gov法令検索「労働基準法」
https://laws.e-gov.go.jp/law/322AC0000000049 - 厚生労働省「モデル就業規則」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/zigyonushi/model/index.html - 厚生労働省「労働時間・休日」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/jikan/index.html
ビジネスマナーそのものに公的な基準はありません。本記事は広く共通して挙げられる目安をまとめたものです。勤怠に関わる部分(遅刻・欠勤・早退・休暇)は会社の就業規則が優先します。出典は労働基準法および厚生労働省の資料で、2026年8月15日に確認しました。
本記事で紹介している作法は一般的な目安です。会社・業界によって慣行は大きく異なります。とくに勤怠の手続きは就業規則で定められており、そちらが優先します。入社後は自社のルールを確認してください。