結論
厄年は数え年で数えますので、いま何歳かではなく、 その年から生まれ年を引いて1を足した数で確かめることになります。 本厄は男性が数え25歳・42歳・61歳、 女性が19歳・33歳・37歳にあたり、 その前の年を前厄、後の年を後厄と呼びますので、 一度めぐってくると3年続く形になります。
2026年に本厄を迎えるのは、男性が2002年・1985年・1966年生まれ、 女性が2008年・1994年・1990年生まれの方です。 2027年であれば、男性が2003年・1986年・1967年、 女性が2009年・1995年・1991年生まれにあたります。 還暦にあたる61歳を女性の厄年に含めるかどうかは寺社によって分かれますので、 参拝先の案内で確かめてください。
厄年は何歳にあたるか
正月に神社へ出かけたところ、社務所の脇に貼り出された表に自分の生まれ年を見つけて、 その場で初めて今年が厄年だと知ったという方は少なくありません。 表には数え年しか書いていないことが多く、 自分の年齢とどう対応するのかがすぐには分からないため、 写真だけ撮って帰ってきたという話もよく聞きます。
厄年そのものは、男女で年齢が違ううえに、 本厄の前後にも前厄・後厄という年が置かれていますので、 一度めぐってくると3年続くという点を先に押さえておくと全体が見通せます。 まずは本厄と、その前後がどの数にあたるのかを一度に確かめてください。
| 区分 | 男性(数え年) | 女性(数え年) |
|---|---|---|
| 前厄 | 24歳・41歳・60歳にあたります | 18歳・32歳・36歳にあたります |
| 本厄 | 25歳・42歳・61歳にあたります | 19歳・33歳・37歳にあたります |
| 後厄 | 26歳・43歳・62歳にあたります | 20歳・34歳・38歳にあたります |
| 大厄 | 42歳が最も重いとされています | 33歳が最も重いとされています |
女性の61歳を厄年に含めるかどうかは、寺社によって分かれます。還暦を男女共通の厄年として案内している神社がある一方、女性は19歳・33歳・37歳の3つだけとする整理もありますので、参拝先の案内に従ってください。また、この年齢そのものにも地域差がありますので、生まれ育った土地と現在お住まいの土地で表が違っていても、どちらかが誤りというわけではありません(最終確認:2026年8月)。
表を見ると、男性は25歳から42歳まで17年も間隔が空くのに対し、 女性は19歳・33歳・37歳と、30代のうちに2度続けてめぐってくることが分かります。 女性の場合、34歳の後厄が明けてから1年おいた36歳で次の前厄が始まりますので、 該当しない年は35歳の1年だけという並びになります。
ライフネット生命保険とメディア・シェイカーズが20〜59歳の男女1,000人に尋ねた「現代人の『厄年』意識調査」では、厄年がいつか知っていた人が正確に19.3パーセントと何となく39.9パーセントを合わせて約6割となり、女性の20代では3割ほどにとどまるのに対し、30代では8割近くまで跳ね上がりますので、 自分の番が近づいてから初めて表を見る方がほとんどにあたりますが、 いまお読みになっている時点で調べ始めているのであれば、 むしろ早いほうに入ります。
厄払いに行く時期の目安を見る数え年の出し方
厄年の表がわかりにくいのは、そこに書かれている数が普段使っている年齢ではなく、 数え年だからにあたります。 免許証にも保険証にも数え年は書かれていませんので、 自分がいくつなのかをその場で出せる方は多くありません。
数え年は生まれた時点で1歳とし、以後は誕生日ではなく元日に1つ増えるという 数え方ですので、いまの年齢に対して1つか2つ大きくなります。 誕生日を迎えたかどうかで差が変わりますので、次の式で出すのがいちばん確実です。
| 出し方 | 内容 | 例(2026年の場合) |
|---|---|---|
| 基本の式 | その年から生まれ年を引いて1を足します | 1985年生まれなら42になります |
| 誕生日前 | いまの年齢に2を足した数と一致します | 満40歳なら数え42にあたります |
| 誕生日後 | いまの年齢に1を足した数と一致します | 満41歳なら数え42にあたります |
| 早見表の使い方 | 生まれ年の欄から探すほうが速く済みます | 1985年生まれの男性が本厄です |
迷ったときは、生まれ年から探してください。数え年を計算してから表と照らし合わせるより、生まれ年で引くほうが間違えにくく、早生まれかどうかも気にせずに済みます。なお数え年では、生まれた年の12月31日に生まれた子も、翌日の元日には数え2歳になりますので、満年齢との差が最も開く時期が年末年始にあたります(最終確認:2026年8月)。
七五三やお宮参りでも数え年と満年齢のどちらで祝うかが話題になりますが、 厄年については数え年で見るのが一般的で、 満年齢で案内している寺社はほとんどありません。 子どもの行事のほうは満年齢で行う家が増えていますので、 同じ数え方だと思い込まないほうが確かです。
七五三の数え年と満年齢の考え方を見る2026年(令和8年)の早見表
今年が自分の番かどうかを確かめるときは、数え年を計算するより、 生まれ年で引いてしまうほうが確実です。 早生まれかどうかを考えずに済みますし、家族の分をまとめて調べるときにも早く済みます。
次の表は2026年に該当する生まれ年を並べたものですので、 ご自分や配偶者、親御さんの生まれ年を上から探してください。 前厄・本厄・後厄のどれにあたるかまで一度に分かります。
| 区分 | 男性の生まれ年 | 女性の生まれ年 |
|---|---|---|
| 本厄 | 2002年・1985年・1966年生まれです | 2008年・1994年・1990年生まれです |
| 前厄 | 2003年・1986年・1967年生まれです | 2009年・1995年・1991年生まれです |
| 後厄 | 2001年・1984年・1965年生まれです | 2007年・1993年・1989年生まれです |
| 大厄(本厄) | 1985年生まれが数え42にあたります | 1994年生まれが数え33にあたります |
| 61歳の本厄 | 1966年生まれが数え61にあたります | 1966年生まれを含む寺社もあります |
いちばん多く参拝されるのは、太字にした大厄の行にあたります。1985年生まれの男性と1994年生まれの女性が、2026年の大厄です。女性の61歳は寺社によって扱いが分かれますので、1966年生まれの方は参拝先の案内をご確認ください。なお、この表は年の区切りを1月1日とした場合のもので、立春で切り替える寺社では2月上旬までずれます(最終確認:2026年8月)。
表を見て自分が入っていた場合でも、慌てて何かを始める必要はありません。 厄年は病名でも診断でもなく、古くから受け継がれてきた民間の慣習にあたりますので、 該当したからといって具体的に何かが起こると決まっているわけではありません。
2027年(令和9年)の早見表
年をまたぐ時期に調べていると、いま該当していないのに翌年から前厄に入る、 という並びに気づくことがあります。 前厄から数えれば3年続きますので、翌年の分まで先に見ておくと、 いつ参拝すればよいかの見当がつきます。
次の表は2027年に該当する生まれ年です。 2026年の表と1年ずつずれているだけですので、 翌々年以降を調べたいときも、同じ要領で生まれ年を1つずつ動かしてください。
| 区分 | 男性の生まれ年 | 女性の生まれ年 |
|---|---|---|
| 本厄 | 2003年・1986年・1967年生まれです | 2009年・1995年・1991年生まれです |
| 前厄 | 2004年・1987年・1968年生まれです | 2010年・1996年・1992年生まれです |
| 後厄 | 2002年・1985年・1966年生まれです | 2008年・1994年・1990年生まれです |
| 大厄(本厄) | 1986年生まれが数え42にあたります | 1995年生まれが数え33にあたります |
| 61歳の本厄 | 1967年生まれが数え61にあたります | 1967年生まれを含む寺社もあります |
2026年に大厄だった方は、2027年が後厄にあたります。後厄まで参拝する方もいれば、本厄の年だけで済ませる方もおり、回数に決まりはありません。3年とも受ける場合は、毎年あらためて申し込むことになりますので、前の年の授与品を持参する必要はありません(最終確認:2026年8月)。
年の区切りが寺社によって違う
早見表を二つ三つ見比べていると、同じ生まれ年なのに前厄と本厄で食い違っている、 という場面に出くわすことがあります。 これは片方が誤っているのではなく、 数え年をどこで切り替えるかが寺社によって違うためです。
新暦の1月1日で切り替える寺社と、 旧暦の考え方を残して立春で切り替える寺社があり、 後者では2月上旬までは前の年の扱いが続きます。 1月生まれの方や、年末年始に参拝する方は、この差が実際に効いてきます。
| 区切り | 切り替わる日 | 影響が出る場面 |
|---|---|---|
| 1月1日 | 元日にいっせいに1つ増えます | 初詣の時点でもう新しい年の扱いです |
| 立春 | おおむね2月4日ごろに切り替わります | 1月中はまだ前の年の扱いになります |
| 節分の位置づけ | 立春の前日にあたる区切りの日です | 節分までに参拝を勧める案内が多くあります |
| 確かめ方 | 参拝先の案内か社務所で尋ねます | 境内の一覧表がその寺社の基準です |
全国で統一された決まりはありません。どちらの数え方でも間違いではありませんので、参拝する寺社が掲げている一覧表を基準にしてください。境内に貼り出された表と手元の早見表が食い違ったときは、境内の表に従うのがいちばん確かです(最終確認:2026年8月)。
なお、初詣の時期そのものにも松の内までとする考え方と節分までとする考え方があり、 厄払いの案内が節分までとされていることが多いのは、 この立春による区切りと重なっているためです。
初詣はいつまでに行くかの目安を見る大厄が男性42歳・女性33歳とされる理由
表の中でも、男性の42歳と女性の33歳だけは大厄と別扱いになっており、 神社の案内でも太字や赤字で強調されていることがあります。 なぜこの二つだけが重いとされるのかは、 語呂合わせと生活の変わり目という二つの説明で語られてきました。
42を「死に」、33を「散々」と読む語呂合わせはよく知られていますが、 厄年そのものの起源は情報源によって説明が分かれており、 平安時代にさかのぼるとする説がある一方、 いまの年齢が広く定着したのは江戸時代以降だとする説明もありますので、 語呂合わせは後からついた説明と見るほうが自然にあたります。
| 説明のしかた | 内容 | 受け取り方 |
|---|---|---|
| 語呂合わせ | 42を死に、33を散々と読む見方です | 後からついた説明とされています |
| 役目の年 | 厄ではなく役を担う年とする見方です | 社会的な責任が増える年齢と重なります |
| 体の変わり目 | 働き盛りと出産期に重なる年齢です | 無理がきかなくなる時期にあたります |
| 統計との関係 | 科学的な裏づけがあるわけではありません | 慣習として受け止めるのが実際的です |
「やく」を役目の役と解する見方は、寺社で大切な役目を司る年齢だったという説に基づくものです。男性の40代前半は大きな仕事を任される時期にあたり、女性の30代は結婚や出産と重なりやすいことから、生活が変わる年齢に注意を促す仕組みだったという読み方がされています。いずれにしても医学的な根拠を示したものではありませんので、体調の不安は厄年とは切り離して医療機関にご相談ください(最終確認:2026年8月)。
同じ調査で厄年を経験した844人に不幸な出来事が起こったかを尋ねた結果では、起こったと答えた人が32.2パーセントで、内訳は大きな病気やケガが13.4パーセント、人間関係のトラブルが11.4パーセントと続きます。裏を返せば7割近くは何も起きていないことになります。 ただし同じ調査では、大厄にあたる年代だけ「悪い年だった」と答えた比率が 男性で8.6ポイント、女性で6.9ポイント高かったという結果も出ていますので、 大厄については何も差が無いとまでは言えません。
気にしている人と、動いた人の差
厄年という言葉は誰でも知っているのに、 実際に神社で祈祷を受けたという話は身近であまり聞かない、 という感覚をお持ちの方は多いはずです。 これは印象ではなく、調査の数字にもはっきり表れています。
ライフネット生命保険とメディア・シェイカーズが20〜59歳の男女1,000人に尋ねた「現代人の『厄年』意識調査」では、厄年を気にすると答えた人が46.4パーセント、大厄にあたる女性に限れば73.7パーセントにのぼっています。 ところが同じ調査で厄年を経験した844人に厄除けのために何かしたかを尋ねた結果を見ると、行動したと答えた人は44.4パーセントで、内訳は神社やお寺に参拝した31.2パーセント、お守りやお札を受けた20.9パーセント、お祓いや祈祷を受けたのは16.8パーセントにとどまります。気にしている人の割合に比べて、実際に祈祷まで進んだ人の割合はかなり小さいことになります。
| 項目 | 割合 | 母数 |
|---|---|---|
| 厄年を気にする | 46.4パーセントが気にしています | 20〜59歳の男女1,000人 |
| 大厄の女性が気にする | 73.7パーセントが気にしています | 大厄にあたる女性 |
| 厄除けのために行動した | 44.4パーセントが何かをしています | 厄年を経験した844人 |
| 神社やお寺に参拝した | 31.2パーセントが参拝しています | 厄年を経験した844人 |
| お祓いや祈祷を受けた | 16.8パーセントにとどまっています | 厄年を経験した844人 |
気にする46.4パーセントは1,000人全員、祈祷を受けた16.8パーセントは厄年を経験した844人が母数ですので、そのまま引き算はできませんが、開きの大きさは読み取れます。参拝はしたが祈祷までは申し込まなかった、お守りだけ受けて帰ったという方がその間に入っています。祈祷を受けないことが失礼にあたる相手はいませんので、参拝だけで済ませても差し支えありません(最終確認:2026年8月)。
同じ調査で厄年を気にすると答えた464人に、厄年をどこで知ったかを尋ねた結果では、「神社やお寺で厄年一覧を見た」が62.3パーセントで1位にあたります。つまり多くの人は、参拝先に貼り出された表を見て、その場で初めて自分の番だと気づいていることになります。 予約も初穂料も用意していない状態で気づくことになりますので、 その日は参拝だけで帰り、あらためて出直すという流れが自然にできあがります。
初詣の列に並んでいて気づいた場合
拝殿の脇に貼られた表を見て自分の年だと分かっても、その場で祈祷を申し込む必要はありません。多くの神社は当日でも受け付けていますが、正月の三が日は待ち時間が長くなりますので、日を改めるほうが落ち着いて受けられます。
節分までに、と案内されていることが多いものの、それを過ぎても差し支えありません。その日は普段どおり参拝して、初穂料と服装を整えてから出直すという段取りで十分に間に合います。
自分の番だと分かったら
早見表で自分が該当していると分かったあと、 何から手をつければよいのかで止まってしまう方が多くいらっしゃいます。 決めることはそれほど多くなく、 行くかどうか、いつ行くか、いくら包むか、何を着るかの4つで足ります。
このうち最初の一つは、まわりに合わせる必要のない判断にあたります。 毎年受ける方も、本厄の年だけ受ける方も、一度も受けない方もいますので、 受けないと決めることも選択肢のうちに入ります。
| 決めること | 目安 | 詳しく |
|---|---|---|
| 行くかどうか | 受けない選択も含めて自由に決めます | 3年続けて受ける方もいます |
| いつ行くか | 元日から節分までが一つの目安です | 過ぎても一年中受け付けています |
| いくら包むか | 5,000円から10,000円が目安にあたります | 寺社が額を定めていればそれに従います |
| 何を着るか | スーツかワンピースが無難にあたります | 社殿に上がる神社では靴を脱ぎます |
| 誰と行くか | 一人でも家族と一緒でも構いません | 祈祷を受けるのは申し込んだ本人です |
いちばん迷いやすいのは、いくら包むかにあたります。寺社の案内に「5,000円より」と段が書かれていれば、そのいちばん下の額でも失礼にはあたりません。金額によってお札の大きさや授与品が変わる寺社もありますので、選べるようになっている場合は、その説明を読んでから決めてください(最終確認:2026年8月)。
メディケア生命保険が20〜49歳の女性1,000名に厄年に行いたいことを尋ねた調査では、「ご祈祷してもらう」が26.7パーセント、「お守りを買う」が25.7パーセント、「お札を買う」が10.2パーセントと続きます(複数回答。実際に行った割合ではなく、行いたいという意向にあたります)。 祈祷まで受けなくても、お守りやお札を受けるだけで気持ちが落ち着くのであれば、 それも立派な厄除けにあたります。
厄年に「新しいことを控える」必要はない
厄年には転職・結婚・新築を避けるという言い伝えがありますが、これは慎重に進めるようにという注意であって、禁止ではありません。結婚や出産が厄落としになるという言い伝えも各地にあり、地域によって正反対のことが語られています。
予定を厄年に合わせて動かすと、かえって別の無理が生じます。気になる場合は、参拝を先に済ませてから予定を進めるという順番にすれば、気持ちの上で区切りがつきます。
厄年をどう受け止めるかに、決まった正解はありません。 毎年きちんと祈祷を受ける家もあれば、 早見表を見て「今年か」と思っただけで通り過ぎる方もいて、 どちらも同じくらいよくあることです。 調査の数字を見るかぎり、気にしている人の割合に比べて、 実際に祈祷まで受けている人はずっと少なくなっています。
どの向き合い方をする場合でも変わらないのは、 まず自分の数え年を出してみるという一点だけです。 該当していないと分かればそれで終わりますし、 該当していれば、いつ行くか、いくら包むか、何を着るかを 順に決めていけば足ります。 生まれ年から引くだけで済みますので、 迷っている時間のほうがずっと長くかかります。
よくある質問
厄年は数え年と満年齢のどちらで見ますか?
数え年で見ます。数え年は生まれた時点を1歳とし、元日に1つ増える数え方ですので、その年から生まれ年を引いて1を足した数にあたります。誕生日前ならいまの年齢に2を足した数、誕生日後なら1を足した数と一致します。
2026年に厄年にあたるのは何年生まれですか?
本厄は男性が2002年・1985年・1966年生まれ、女性が2008年・1994年・1990年生まれです。前厄はその1年後の生まれ年、後厄は1年前の生まれ年にあたります。大厄は1985年生まれの男性と1994年生まれの女性です。
女性の61歳は厄年に入りますか?
寺社によって分かれます。還暦を男女共通の厄年として案内している神社がある一方、女性は19歳・33歳・37歳の3つだけとする整理もあります。参拝先の境内に貼り出されている一覧表が、その寺社の基準にあたります。
厄年はいつからいつまでの期間ですか?
多くは1月1日から大晦日までですが、立春で切り替える寺社もあり、その場合は2月上旬までは前の年の扱いが続きます。全国で統一された決まりはありませんので、参拝先の案内に従ってください。
前厄・本厄・後厄は3年とも祈祷を受けるべきですか?
決まりはありません。3年とも受ける方も、本厄の年だけ受ける方も、一度も受けない方もいます。3年続けて受ける場合は毎年あらためて申し込むことになり、前の年の授与品を持参する必要はありません。
厄年に転職や結婚をしても大丈夫ですか?
避けるべきという言い伝えはありますが、慎重に進めるようにという注意であって禁止ではありません。地域によっては結婚や出産が厄落としになるとも言われており、正反対のことが語られています。
早見表によって前厄と本厄が違って書かれているのはなぜですか?
数え年をどこで切り替えるかが寺社によって違うためです。1月1日で切り替える場合と立春で切り替える場合があり、どちらも誤りではありません。参拝する寺社の一覧表を基準にしてください。
厄年に本当に悪いことが起こるのですか?
調査では、厄年を経験した844人のうち不幸な出来事が起こったと答えた人は32.2パーセントでした。裏を返せば7割近くは何も起きていないことになります。ただし同じ調査では、大厄の年代だけ「悪い年だった」と答えた比率がやや高いという結果も出ています。医学的な根拠が示されているわけではありません。
まとめ
- 厄年は数え年で数えます
- 数え年はその年−生まれ年+1で出ます
- 本厄は男性の25・42・61歳にあたります
- 本厄は女性の19・33・37歳にあたります
- 大厄は男性42歳・女性33歳にあたります
- 2026年の大厄は1985年・1994年生まれにあたります
- 2027年の大厄は1986年・1995年生まれにあたります
- 年の区切りは寺社によって違います
参考情報
- ライフネット生命保険株式会社「現代人の『厄年』意識調査」(2017年2月1日公表/調査期間2016年12月23〜28日/インターネット調査/20〜59歳の男女1,000人)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000372.000001163.html - 家電 Watch(qufour編集部)「【1000人に調査】気になる!?「厄年」の厄払い・厄除け、不幸な出来事経験」(上記調査の内訳を掲載)
https://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column/lifestyle/1162190.html - 神社本庁「厄祓い」
https://www.jinjahoncho.or.jp/omairi/yakubarai/ - はじめてのお葬式ガイド「「厄落とし」と「厄除け」「厄払い」。違いと厄の落とし方」
https://www.e-sogi.com/guide/27881/
本厄が男性の数え25歳・42歳・61歳、女性の19歳・33歳・37歳にあたること、大厄が男性42歳・女性33歳にあたること、数え年で数えることは、参照した情報源で一致しています。いっぽう女性の61歳を厄年に含めるかどうかは情報源によって分かれており、還暦を男女共通の厄年とする神社がある一方、女性を19・33・37の3つだけとする整理もあります。本記事では併記したうえで、参拝先の案内で確かめていただく形にしました。年齢の区切りを1月1日とするか立春とするかも寺社によって分かれます。「気にする」46.4パーセントと「お祓いや祈祷を受けた」16.8パーセントは、ライフネット生命保険とメディア・シェイカーズの共同調査によるもので、前者は20〜59歳の男女1,000人全員に対する割合、後者は厄年を経験した844人に対する割合にあたりますので、母数が違う数字どうしを引き算した差ではありません。厄年の起源についても情報源が分かれており、平安時代とする説がある一方、年齢が広く定着したのは江戸時代以降とする説明もあります(最終確認:2026年8月)。
本記事で紹介している厄年の年齢・数え方・区切りは、いずれも一般的な目安にあたります。厄年の考え方や祈祷の受け方は神社・寺院・宗派・地域によって大きく異なり、全国で共通する決まりがあるわけではありません。実際に参拝される寺社の案内を必ずご確認ください。本記事は民間の慣習を整理したものであり、健康や運勢について何かを保証するものではありません。体調に不安があるときは、厄年かどうかにかかわらず医療機関にご相談ください。