結論
厄払いは元日から節分(2月3日ごろ)までに受けるのが一つの目安とされていますが、 これは決まりではありません。 全国のほとんどの神社仏閣が、一年を通して祈祷を受け付けていますので、 節分を過ぎたからといって受けられなくなることも、 ご利益が薄れると案内されることもありません。
時期が節分までとされているのは、 旧暦では立春が年の始まりにあたり、その前日である節分が年の変わり目だったためです。 前厄・本厄・後厄の3年をすべて受ける方も、本厄の年だけ受ける方もいますので、 回数にも決まりはありません。 厄が明けたあとにお礼参りへ伺うという慣習もあります。
節分までとされている理由
年が明けて神社の掲示を見ると、 厄払いの受付が節分までと書かれていることがあり、 あと数週間しかないと焦って予定を組み直した経験のある方もいらっしゃいますが、この期限は、多くの場合そこまで厳密なものではありません。
節分という区切りが出てくるのは、 旧暦では立春から新しい年が始まると考えられており、 その前日にあたる節分が年の変わり目だったためです。 年が改まる前に身を清めておくという考え方から、 節分までに受けるという目安が広まりました。
| 時期 | 位置づけ | 実際の混み具合 |
|---|---|---|
| 元日〜三が日 | 初詣と一緒に受ける方が最も多い時期です | 待ち時間が長くなりやすい期間です |
| 松の内まで | 正月の区切りとして選ばれる時期です | 三が日よりは落ち着いてきます |
| 節分まで | 旧暦の年の変わり目にあたる区切りです | 節分の当日は再び混み合います |
| 節分より後 | 一年を通して受け付ける寺社が大半です | 待たずに受けられることが多くなります |
この表で決まりごとにあたるものは一つもなく、どの時期に受けても差し支えありませんので、寺社が期間を限っている場合を除けば、思い立った日が適した日にあたります。三が日に受けようとすると1時間以上待つ神社もありますので、落ち着いて受けたい場合は松の内を過ぎてからのほうが向いています(最終確認:2026年8月)。
ライフネット生命保険とメディア・シェイカーズが行った「現代人の『厄年』意識調査」には、あわせて検索キーワードを調べた結果が添えられており、「厄年」を検索する人は元日を頂点とした前後2週間が最も多く、次いで節分に小さな山があります(これはアンケートの設問ではなく、別に示された検索の分析にあたります)。 多くの方が初詣で自分の番だと気づき、 そこから節分までのあいだに調べて動いているという流れが読み取れますが、 神社本庁は節分という区切りに触れておらず、 時期に決まりは無いという案内をしています。
初詣の時期の区切りを見る節分を過ぎてしまったとき
春になってから自分が厄年だと知り、 もう時期を逃したのではないかと気にされる方は少なくありませんし、仕事や子どもの行事が立て込んで、 正月のうちに出かける余裕がなかったという事情もよくあります。
結論から申しますと、節分を過ぎても差し支えありませんし、年間の恒例行事として節分に大きな法要を営む寺社はありますが、 それとは別に、個人の祈祷は一年を通して受け付けているところがほとんどです。
| 気にされること | 実際のところ | 対応 |
|---|---|---|
| 節分を過ぎた | 通年で受け付ける寺社が大半にあたります | 思い立った日に電話で確かめます |
| 年の後半になった | 後半でも申し込みは受け付けられます | 残りの期間を静かに過ごす区切りにします |
| 本厄の年が終わった | 後厄の年に受けるという形も取れます | 3年のうちに一度受ければ足ります |
| 何年も過ぎている | 厄年でなくても祈祷は受けられます | 気になった時点で申し込んで構いません |
期限に間に合わなかったことを、寺社の側が咎めることはなく、厄年でない方が家内安全や交通安全の祈祷を受けるのと同じように、いつでも申し込めます。ただし正月と節分に祈祷を集中させ、それ以外は事前予約制としている寺社もありますので、出かける前に電話で確かめてください(最終確認:2026年8月)。
同じ調査で厄年を経験した844人に厄除けのために何かしたかを尋ねた結果を見ると、行動したと答えた人は44.4パーセントで、内訳は神社やお寺に参拝した31.2パーセント、お守りやお札を受けた20.9パーセント、お祓いや祈祷を受けたのは16.8パーセントにとどまります。気にしている人の割合に比べて、実際に祈祷まで進んだ人の割合はかなり小さいことになります。 期限を逃したから受けなかったという方も、 この差の中にかなり含まれていると考えられます。
5月に厄年だと気づいた場合
同僚との雑談で厄年の話題が出て、自分が本厄だと初めて知ったという場面です。この時点で申し込んでも、遅すぎるということはありません。残りの8か月を落ち着いて過ごすための区切りとして受ければ足ります。
予約制の寺社であれば、土日の午前に空きがあるかを電話で尋ねてください。正月を外した時期は待ち時間がほとんどなく、社殿に上がるのが自分ひとりということも珍しくありませんので、かえって落ち着いて受けられます。
前厄・本厄・後厄の3年をどう受けるか
厄年は前厄から後厄まで3年続きますので、 毎年受けるものなのか、本厄の年だけでよいのかで迷う方が多くいらっしゃいます。 家族や親戚に尋ねても、家によって答えが違うため、 かえって分からなくなることもあります。
これはどの受け方でも間違いではないという種類の問いにあたり、3年続けて受ける家もあれば、大厄の年だけと決めている家もあり、 地域や家庭の習慣がそのまま受け継がれているためです。
| 受け方 | 考え方 | 費用の目安 |
|---|---|---|
| 3年とも受ける | 前厄から後厄まで毎年受ける形です | 3年で15,000円から30,000円ほどです |
| 本厄の年だけ | いちばん重い年に一度だけ受ける形です | 5,000円から10,000円ほどで済みます |
| 大厄のときだけ | 男性42歳・女性33歳に限って受けます | 生涯で一度きりの形になります |
| 受けない | 参拝やお守りだけで済ませる形です | お守りは1,000円前後が目安です |
3年続けて受ける場合でも、毎年あらためて申し込むことになります。前の年に受けたお札やお守りを持参する必要はなく、古いものは納札所へお納めして構いません。金額は寺社が定めている場合が多く、5,000円からと段が示されていれば、いちばん下の額でも失礼にはあたりません(最終確認:2026年8月)。
なお、家族に厄年が重なる年もあり、夫が42歳の大厄で妻が37歳の本厄という並びは実際によく起こりますので、 その場合は二人分をまとめて申し込むことになり、 初穂料もそれぞれに包むのが基本です。
初穂料の相場と包み方を見る厄払い・厄除け・厄落としの違い
調べ始めると厄払い・厄除け・厄落としという三つの言葉が出てきて、 どれを申し込めばよいのかで手が止まることがあります。 神社の案内には厄払いと書かれ、 寺院の案内には厄除けと書かれていることが多いためです。
もとをたどれば三つは別の行いを指しており、 祓うのか、寄せつけないのか、自分から落とすのかという 向きの違いがありますが、現在は区別なく使われることも多く、実用上は気にせずに済みます。
| 言葉 | もとの意味 | 主な場所 |
|---|---|---|
| 厄払い(厄祓い) | 身についた厄を祓い清めることを指します | 神社で受けるのが一般的です |
| 厄除け | 厄が寄りつかないよう祈願することです | 密教系の寺院で行われてきました |
| 厄落とし | 自ら災厄を作って落とすことを指します | 宴を開く・物を手放すなどの形です |
| 選び方 | 語の違いで選ぶ必要はありません | 通いやすい寺社を選んで構いません |
三つの言葉の線引きは、現在ではかなりあいまいになっており、神社で厄除けと案内していることも、寺院で厄払いと書いていることもありますので、名称の違いで迷う必要はありません。大切なのは、神社であれば初穂料、寺院であれば御祈祷料やお布施と、包むときの表書きが変わるという点にあたります(最終確認:2026年8月)。
厄落としのうち、人を招いて食事を振る舞い、厄を分けて持ち帰ってもらうという形は、 いまも地域によって残っています。 高いところから餅や菓子をまく、赤飯を配るといった形も伝えられており、 土地ごとに作法がかなり違います。
厄落としの席と贈り物の扱いを見るどこで受けるかの決め方
厄払いで有名な寺社を調べると、 隣の県まで足を延ばさなければならないような場所が並んでいて、 そこまでする必要があるのかと迷うことになりますし、小さな子どもを連れている場合は、移動そのものが負担になります。
場所選びに決まりはなく、お住まいの地域の氏神さまでも十分とされており、有名な寺社が優れているという考え方は、少なくとも作法の上では出てきません。
| 選択肢 | 向いている場合 | 確かめること |
|---|---|---|
| 近所の氏神さま | 毎年通う予定がある場合に向きます | 祈祷を受け付けているかを尋ねます |
| 厄除けで知られる寺社 | 一度きりの区切りにしたい場合に向きます | 混雑する日と受付時間を調べます |
| 初詣で毎年行く神社 | 家族の予定と合わせやすい選び方です | 正月の祈祷が別枠かを確かめます |
| 菩提寺 | 先祖代々の付き合いがある場合です | 厄除けを扱っているかを尋ねます |
寺院の場合、宗派によっては厄除けの祈祷を行っていないことがあり、浄土真宗のように祈祷を行わない宗派もありますので、菩提寺で受けたい場合は先に電話で確かめてください。神社であれば、規模にかかわらず社務所に人がいる時間帯なら受け付けているところがほとんどです(最終確認:2026年8月)。
遠方の有名な寺社を選ぶと、 翌年も同じ場所へ行くのが難しくなることがありますので、3年続けて受けるつもりであれば、 通いやすさを先に考えておくほうが結局は続きます。
時間帯と混み具合
せっかく出かけたのに社殿の前に長い列ができていて、 子どもがぐずり始めて途中で引き返した、という経験談は珍しくありません。 正月の神社は参拝の列と祈祷の受付が別になっていることが多く、 その案内を探すところから時間がかかります。
祈祷は多くの寺社で午前9時ごろから午後4時ごろまで受け付けており、 随時受付のところと、時刻を区切って行うところに分かれますが、混み合う日と時間帯にはかなりはっきりした傾向があります。
| 時期・時間帯 | 混み具合 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 元日〜三が日の日中 | 最も混み合い、待ち時間が延びます | 初詣とまとめて済ませたい方です |
| 平日の午前中 | 待たずに受けられることが多くあります | 落ち着いて受けたい方に向きます |
| 土日の午前中 | 家族連れが集まりやすい時間帯です | 家族そろって出かける方に向きます |
| 節分の当日 | 豆まきの行事と重なって混み合います | 節分の行事も見たい方に向きます |
| 受付終了の直前 | 空いていますが慌ただしくなります | 仕事帰りに寄る方に限られます |
いちばん確実なのは、平日の午前中にあたり、社殿に上がるのが自分ひとりということもあり、祝詞のあいだも落ち着いていられます。七五三の時期にあたる11月は、土日の午前が終日ふさがる神社もありますので、その時期に受ける場合は予約の可否を先に尋ねてください(最終確認:2026年8月)。
受付から退出まではおおむね20分から30分ほどで、正月であれば前後の待ち時間を含めて1時間から2時間を見ておくと、 そのあとの予定が崩れません。
当日の流れと持ち物を見る厄が明けたあとのお礼参り
後厄の年が終わったあと、 受けたお札をどうすればよいのかで手が止まる方がいらっしゃいます。 神棚のない家では置き場所にも困りますし、 ごみとして出してよいものかも判断がつきません。
無事に過ぎたことへの感謝を伝えるために、 厄が明けたころにもう一度参拝し、受けたお札を納めるという形が広く行われており、これをお礼参りと呼びますが、あらためて祈祷を受ける必要はありません。
| すること | 時期の目安 | 費用 |
|---|---|---|
| お札を納める | 受けてから1年ほどたったころに納めます | 納札所へ納めれば費用は要りません |
| 参拝してお礼を伝える | 年明けや厄が明けた時期に伺います | 賽銭のみで差し支えありません |
| お守りを返す | お札と一緒に納めることができます | 古札納所に受け皿が置かれています |
| あらためて祈祷を受ける | 希望する場合にだけ申し込みます | 初穂料は最初と同じ目安です |
お礼参りは、受けた寺社へ伺うのが基本にあたり、遠方で難しい場合は近くの寺社に納めても差し支えありませんが、神社のお札を寺院に納めることは避け、同じ側へお返ししてください。年明けにまとめて焼納する行事を行う寺社が多く、その日程は境内や公式の案内に掲示されています(最終確認:2026年8月)。
正月飾りを納める行事と同じ日にまとめて行われることもありますので、 その時期であれば一度の外出で済みます。
納める行事の日程と手順を見る受けないという選択
厄年だと知ったものの、そこまで気にしていないので受けないでおきたい、 という方もいらっしゃいますが、親や義理の親から勧められると、断りにくくなることがあります。
祈祷を受けないことで、誰かに失礼になるという性質のものではありませんし、調査の数字を見ても、受けている人のほうがはっきり少数にあたりますので、 受けないことのほうがむしろ多数派に入ります。
勧められて断りにくいとき
真っ向から否定すると角が立ちますので、お守りだけ受けておくという中間の形が使えますし、1,000円前後で受けられ、勧めてくださった方にも伝えやすくなります。
「初詣のときにお参りしてきました」と伝えるだけでも、多くの場合はそれで収まります。厄年に何をするかは家ごとの習慣ですので、合わせられる範囲で合わせておき、無理は通さないほうが後々まで穏やかに済みます。
受けないと決めた場合でも、気持ちの区切りをつける方法はいくつもあります。 初詣のついでに手を合わせる、家の中を片づける、お守りだけ受けるといった形は、 いずれも古くから厄落としとして語られてきたものにあたりますので、 祈祷を受けないことがそのまま何もしないことにはなりません。
忌中や喪中に厄払いを受けてよいか
身内を亡くしてまもない忌中(おおむね四十九日まで)は、神社の鳥居をくぐることを控えるという考え方があり、厄払いも同じ扱いになります。忌が明けてから申し込めば差し支えありません。
寺院であれば忌中でも受けられますので、時期をずらせない事情があるときは、そちらへ相談する方法もあります。喪中であっても忌が明けていれば、神社で受けて構わないとするのが一般的な整理にあたります。
厄払いをいつ受けるかに、守らなければならない期限はありません。 節分までという目安は旧暦の年の変わり目から来たもので、 それを過ぎたからといって受けられなくなるわけではなく、 多くの寺社が一年を通して受け付けています。 3年続けて受ける方も、本厄の年だけの方も、 一度も受けない方も、それぞれに理由があります。
どの受け方を選ぶ場合でも変わらないのは、 出かける前に一度、電話で受付の時間と方法を確かめておくという一点だけです。 予約が要るのか、当日でよいのか、 その日に別の行事が入っていないのかは、寺社によってまったく違います。 境内まで行ってから分かると、その日は参拝だけで帰ることになります。
よくある質問
厄払いは節分までに受けないといけませんか?
決まりではありません。旧暦では立春から年が始まり、その前日の節分が年の変わり目にあたったことから目安とされてきましたが、全国のほとんどの寺社が一年を通して祈祷を受け付けています。
節分を過ぎてしまいましたが、いま受けても意味はありますか?
差し支えありません。厄年でない方が家内安全や交通安全の祈祷を受けるのと同じように、いつでも申し込めます。ただし正月と節分以外は事前予約制としている寺社もありますので、電話で確かめてください。
前厄・本厄・後厄の3年とも受けるべきですか?
決まりはありません。3年続けて受ける家も、本厄の年だけと決めている家も、大厄のときだけという方もいます。3年受ける場合は毎年あらためて申し込むことになり、前年の授与品を持参する必要はありません。
厄払いと厄除けは何が違いますか?
もとの意味では、厄払いは身についた厄を祓うこと、厄除けは厄が寄りつかないよう祈願することを指し、前者は神社、後者は密教系の寺院で行われてきました。現在は区別なく使われることが多く、選ぶうえで気にする必要はありません。
有名な寺社まで行かないと意味がありませんか?
お住まいの地域の氏神さまでも十分とされています。3年続けて受けるつもりであれば、通いやすさを先に考えておくほうが続きます。ただし宗派によっては祈祷を行わない寺院もありますので、事前にご確認ください。
どの時間帯が空いていますか?
平日の午前中がいちばん空いています。社殿に上がるのが自分ひとりということもあります。元日から三が日と節分の当日は最も混み合い、待ち時間が1時間を超えることもあります。
厄が明けたらお札はどうすればよいですか?
受けた寺社へ伺い、納札所へお納めしてください。あわせて参拝してお礼を伝える形が広く行われており、あらためて祈祷を受ける必要はありません。神社のお札を寺院に納めることは避けてください。
厄払いを受けないと失礼にあたりますか?
誰かに対して失礼になる性質のものではありません。調査では、厄年を経験した人のうち祈祷を受けた人は16.8パーセントにとどまっています。勧められて断りにくい場合は、お守りだけ受けるという形も取れます。
忌中や喪中でも厄払いを受けられますか?
忌中はおおむね四十九日までを指し、神社の鳥居をくぐることを控えるという考え方がありますので、忌が明けてから申し込んでください。寺院であれば忌中でも受けられます。喪中であっても忌が明けていれば、神社で受けて構わないとするのが一般的な整理です。
まとめ
- 目安は元日から節分までとされています
- 節分を過ぎても一年中受け付けています
- 節分が区切りなのは旧暦の名残にあたります
- 3年とも受けるか本厄だけかは自由にあたります
- 毎年あらためて申し込むことになります
- 場所は近所の氏神さまでも足ります
- 空いているのは平日の午前中にあたります
- 厄が明けたらお札を納めて参拝します
参考情報
- ライフネット生命保険株式会社「現代人の『厄年』意識調査」(2017年2月1日公表/調査期間2016年12月23〜28日/インターネット調査/20〜59歳の男女1,000人)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000372.000001163.html - 家電 Watch(qufour編集部)「【1000人に調査】気になる!?「厄年」の厄払い・厄除け、不幸な出来事経験」(上記調査の内訳を掲載)
https://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column/lifestyle/1162190.html - はじめてのお葬式ガイド「「厄落とし」と「厄除け」「厄払い」。違いと厄の落とし方」
https://www.e-sogi.com/guide/27881/ - All About「厄払いはいつ?厄除けのお祓いに行く時期、服装やマナーは?」
https://allabout.co.jp/gm/gc/72005/
元日から節分までを目安とすること、節分を過ぎても差し支えないこと、多くの寺社が一年を通して受け付けていることは、参照した情報源で一致しています。いっぽう厄払い・厄除け・厄落としの三語については、神社と寺院で使い分けるという整理と、現在は区別なく使われているという整理があり、情報源によって説明の重みが違います。本記事では語源としての違いを示したうえで、参拝先を選ぶうえでは気にしなくてよいという立場で書きました。なお神社本庁は節分という区切りに触れておらず、時期に決まりは無いとしていますので、本記事も期限としては示していません。検索の山が元日前後と節分にあるという数字は、アンケートの設問ではなく、同じ調査に添えられた検索キーワードの分析にあたります。「厄除けの行動」44.4パーセントとその内訳は、厄年を経験した844人に対する割合です(最終確認:2026年8月)。
本記事で紹介している厄払いの時期・回数・お礼参りの考え方は、いずれも一般的な目安にあたります。厄年の考え方や祈祷の受け方は神社・寺院・宗派・地域によって大きく異なり、全国で共通する決まりがあるわけではありません。実際に参拝される寺社の案内を必ずご確認ください。本記事は民間の慣習を整理したものであり、健康や運勢について何かを保証するものではありません。体調に不安があるときは、厄年かどうかにかかわらず医療機関にご相談ください。