結論
今住んでいる土地の名物が定番です。 話の種にもなり、選ぶ手間も少なくて済みます。
判断材料は持ち運べる重さと、 年末年始に冷蔵庫が埋まっていることです。
定番の選び方
帰省の手土産で選ばれやすいのは、今住んでいる土地のものです。 実家の側からすると、その土地の話を聞く機会にもなります。
ただし正月は家の中に食べ物が集まる時期でもあります。 おせち、いただき物、買い置き。 量より、置き場所を取らないことを優先してください。
| 選び方 | 理由 |
|---|---|
| 今住んでいる土地の名物 | もっとも定番。話の種になります |
| 相手の好物 | 分かっているなら確実です |
| 正月に使えるもの | 来客のもてなしに使えます |
| 少し良い日用品 | 好みが分かれません |
| 子どもと選んだもの | 祖父母には喜ばれます |
「その土地でしか買えないもの」に価値があります。全国で買える品より、住んでいる場所が伝わるもののほうが会話が生まれます。
選ぶときの視点
品物そのものより先に確認したいことがあります。 帰省は移動を伴うためです。
新幹線や飛行機で数時間かけて運ぶなら、 重さ・大きさ・温度が現実的な制約になります。 売り場では良く見えても、 持ち帰る途中で崩れる、溶けるものがあります。 次の順で確認してください。
| 視点 | 確認すること |
|---|---|
| 1. 運べるか | 正月の移動は荷物が多い。重い・かさばるものは負担 |
| 2. 冷蔵庫の空き | 年末年始は正月用の食材で埋まっています |
| 3. 分けられるか | 親族が集まるなら個包装が助かります |
| 4. 日持ちするか | 来客が続き、すぐには食べきれません |
| 5. 人数に合うか | 二人暮らしに大量の食品は負担です |
2が見落とされがちです。おせちや正月用の食材で、この時期の冷蔵庫はほぼ埋まっています。要冷蔵のものは置き場所に困らせます。
相手別の選び方
同じ実家でも、住んでいる人数と年齢で向くものが変わります。 二人暮らしの高齢の両親に大容量の品を渡すと、食べきれません。
考えるのは「何人で、正月の間に消費できるか」です。 人数が少なければ量を絞って質を上げるほうが喜ばれます。
| 相手 | 向くもの |
|---|---|
| 高齢の両親(二人暮らし) | 少量で日持ちするもの。重いものは避けます |
| 親族が集まる家 | 個包装で数のあるもの |
| 子ども・孫がいる家 | 菓子の詰め合わせ、ジュース |
| お酒を飲む家 | 地酒、つまみ。飲むと分かっている場合のみ |
| 料理をする家 | 調味料、油。使い切れる量で |
高齢の両親には量を絞ってください。食べきれない量を渡すと、かえって気を遣わせます。「少なくて良いものを」が原則です。
避けたいもの
避けたいものにも理由があります。 多くは正月という時期に関わるものです。
この時期の冷蔵庫は、おせちや正月用の食材でほぼ埋まっています。 要冷蔵のものは、そのまま置き場所の問題になります。 普段なら喜ばれる品でも、正月は事情が変わります。
| 避けるもの | 理由 |
|---|---|
| 要冷蔵・要冷凍 | 冷蔵庫が埋まっています |
| 重いもの・大きいもの | 運ぶのが大変。保管にも困ります |
| 賞味期限が短いもの | 来客が続き、食べきれません |
| 量が多すぎるもの | 二人暮らしには負担です |
| 毎年まったく同じもの | 悪くありませんが、飽きられることも |
| 生花 | 正月はすでに飾りがあります |
最後の行は見落としがちです。正月には門松や生け花が飾られていることが多く、追加の花は置き場所に困らせることがあります。
毎年悩まない工夫
定番を決めてしまう方法があります
毎年同じ店の同じ品にすると、選ぶ手間がなくなります。
「〇〇の菓子を楽しみにしている」と言われる関係になれば、それが一番です。ただし相手の状況が変わったら(高齢になった、家族が減った)見直してください。
- 2〜3種類を交互に:飽きられず、選ぶ手間も少ない
- 前年何を持っていったか記録:重複を避けられます
- 年末に早めに買う:直前は品切れと混雑があります
- 宅配で先に送る:荷物を減らせます。ただし「手土産」ではなくなります
- 帰省先で買う:荷物が減りますが、営業時間に注意
よくある質問
帰省の手土産は何がよいですか?
今住んでいる土地の名物が定番です。話の種になり、選ぶ手間も少なくて済みます。「その土地でしか買えないもの」に価値があり、全国で買える品より会話が生まれます。
選ぶときに気をつけることは?
運べるか、冷蔵庫に空きがあるか、分けられるか、日持ちするか、人数に合うかの5点です。とくに年末年始は正月用の食材で冷蔵庫がほぼ埋まっているため、要冷蔵のものは置き場所に困らせます。
高齢の両親には何がよいですか?
少量で日持ちするものです。重いものは避けます。食べきれない量を渡すと、かえって気を遣わせます。「少なくて良いものを」が原則です。
避けたほうがよいものはありますか?
要冷蔵・要冷凍のもの、重いもの、賞味期限が短いもの、量が多すぎるものです。また生花も、正月には門松や生け花が飾られていることが多く、置き場所に困らせることがあります。
毎年同じものでもよいですか?
悪くありません。「〇〇の菓子を楽しみにしている」と言われる関係になれば、それが一番です。ただし相手が高齢になった、家族が減ったなど状況が変わったら見直してください。
荷物を減らす方法はありますか?
帰省先で買う方法があります。ただし年末年始は営業時間が短く品切れも起きます。宅配で先に送る方法もありますが、その場合は「手土産」ではなくなります。
まとめ
- 今住んでいる土地の名物が定番
- 運べるかを最初に考える
- 年末年始は冷蔵庫が埋まっている
- 親族が集まるなら個包装
- 高齢の両親には少量で良いもの
- 要冷蔵・重いものは避ける
- 生花は置き場所に困らせることも
- 定番を決めてしまうと毎年悩まない
参考情報
- 郵便局のネットショップ「贈り物のマナー」
https://www.shop.post.japanpost.jp/shop/pages/gift_contents_107.aspx - 三越伊勢丹「のし紙とかけ紙の正しいマナー」
https://www.mistore.jp/gift/manner/knowledge/noshi_mizuhiki/article/noshi_manner.html - 高島屋「進物の基礎知識」
https://www.takashimaya.co.jp/giftnavi/shinmotu_01.html
お年賀の時期(元日〜松の内)、紅白の蝶結びを使う点は、参照した情報源で共通しています。松の内の日付や喪中の扱いには地域差・家庭差があるため、本記事では幅をもたせて記載しています。
本記事で紹介している金額や作法は一般的な目安です。地域・ご家庭・宗派によって異なります。とくに喪中の過ごし方は考え方に幅があります。ご親族やお寺・神社にご確認ください。