結論
忌引き明けの朝は、 自分の席に着く前に上司のところへ行って挨拶するのが基本の形になります。 溜まったメールを先に開いてしまうと切り出す機会を失ったまま午前中が過ぎますし、 周りも声をかけづらくなりますので、 荷物を置いたらそのまま上司の席へ向かってしまうのが確実で、 かかる時間にすればせいぜい1分ほどにすぎません。
挨拶に入れるのは 休ませてもらった礼、葬儀が無事に済んだという報告、 今日から通常どおり働くという3つで足ります。 菓子折りは決まりではなく、職場の慣例に合わせるものにあたりますので、 用意するのであれば個包装で日持ちのするものを一つだけ、 休憩室に置ける形で持参してください。
出社してまず何をするか
数日ぶりに職場の扉を開けると、 いつもと同じ景色のはずなのに、どこから手をつければよいのか分からなくなります。 机の上には書類が積まれ、 受信箱には何十通も溜まっていて、 とりあえず座って画面を開いてしまいたくなります。
ところが、その一手がその日一日の収まりをかえって悪くしてしまいます。 戻った日にいちばん先にすべきなのは仕事の確認ではなく挨拶のほうにあたりますので、 次の表の順番どおりに、上から片づけてください。
| 順番 | すること | 要する時間 |
|---|---|---|
| 1番目 | 上司のところへ行って挨拶します | 1分ほどあれば済んでしまいます |
| 2番目 | 代わりに動いてくれた同僚へ礼を伝えます | ひとりあたり30秒で足ります |
| 3番目 | 菓子折りを置くなら休憩室へ運びます | 数分あれば終わる作業です |
| 4番目 | 席に着いて溜まったものを把握します | 午前中いっぱいを見ておきます |
| 5番目 | 書類の提出があれば人事へ届けます | 当日でなくても差し支えありません |
戻った日の朝いちばんにすることは、仕事の確認ではなく挨拶のほうです。机に着いて溜まったメールから開き始めると、上司が声をかける機会を失ったまま午前中が過ぎてしまい、周りも切り出しづらくなりますので、席に着く前に上司のところへ行ってしまうのがいちばん早く片づきます。上司が不在であれば、戻り次第すぐに声をかけられるよう周りへ伝えておくだけで足ります(最終確認:2026年8月)。
上司がその日たまたま不在だった場合は、戻り次第すぐに声をかけられるよう、 自分の席の場所と一日の予定だけを周りに伝えておくと取りこぼしません。 その日のうちにどうしても会えなければ、短いメールを一本だけ入れておいて、 翌朝に改めて口頭で伝えるという順にすれば、それで足ります。
早めに出社できるのであれば、始業の10分ほど前に着いておくと挨拶が済ませやすくなります。 始業してしまってからでは上司も打ち合わせに入ってしまいますし、 周りが動き出す前のほうが、こちらも落ち着いて話せるためです。
挨拶に入れる3つのこと
上司の席の前に立ったところで、何と切り出せばよいのか分からなくなることがあります。 迷惑をかけた申し訳なさから説明がだんだん長くなり、葬儀の様子まで話し始めてしまって、 相手が相づちに困っているのが分かるという場面も、この日にはよく起こります。
挨拶の長さは、丁寧さの度合いとそのまま比例するわけではありません。 相手が受け取るべき情報は3つだけにあたりますので、 次の表の順に並べて、それ以上は足さないでください。
| 入れる要素 | 言い方の例 |
|---|---|
| 休ませてもらった礼 | 「このたびはお休みをいただきありがとうございました」 |
| 無事に済んだ報告 | 「おかげさまで葬儀を滞りなく終えることができました」 |
| 今日から復帰する旨 | 「本日から通常どおり勤務いたします」 |
| 添えるなら一言 | 「ご迷惑をおかけし申し訳ございませんでした」 |
挨拶に入れる要素は3つで足り、それ以上は長くしないほうが伝わります。休ませてもらった礼と、葬儀が無事に済んだという報告、そして今日から通常どおり働くという3つがあれば、聞いている側は必要なことをすべて受け取れます。亡くなった経緯や葬儀の様子まで話す必要はありませんので、詳しく聞かれたときだけ答えれば十分です(最終確認:2026年8月)。
「おかげさまで」という言葉をひとつ挟んでおくと、短い挨拶にも礼の気持ちが自然に乗ります。 詳しく尋ねられたときだけ答えれば十分にあたりますので、 亡くなった経緯や葬儀の規模まで、自分から話す必要はまったくありません。
同僚へも同じ3つで足りますが、 具体的に動いてくれた人には 何を代わってもらったかを名前を挙げて添えると伝わり方が変わります。 「◯◯社の見積もり、ありがとうございました」の一言があるだけで、 引き受けた側は気持ちよく手を離せます。
必要以上に恐縮しなくてよい
身内が亡くなって数日休むということは、働いていれば誰にでも起こることにあたります。制度として認められた休暇を使っただけのことであって、後ろめたく思うような筋合いのものではありません。
謝る言葉をいくつも重ねると、かえって周りのほうが気を遣うことになりますので、詫びは一度で切り上げて、礼のほうへ言葉を寄せるくらいにしておくと、受け取る側も返しやすくなります。
菓子折りは必要か
出社の前日になって、手ぶらで行ってよいものかどうかが急に気になり始めます。 同じ部署の人が以前そうしていた記憶はあるものの、 それが職場の決まりごとだったのか、その人ひとりの心づかいだったのかまでは思い出せません。
迷いが生まれるのは、これがマナーではなく職場ごとの慣例にあたるためで、 情報源によっても持参を勧めるものと職場によるとするものに分かれています。 次の表を目安にしながら、自分の職場の形に合わせて決めてください。
| 状況 | 持参するかどうか |
|---|---|
| 休んだのが1日から2日 | 挨拶だけで足りることがほとんどです |
| 1週間ほど休んだ | 用意しておくと収まりがよくなります |
| 誰かが明らかに残業して補った | 持参するほうが気持ちが伝わります |
| 出張や産休で配る習慣がある | その習慣にそのまま合わせておきます |
| 配る習慣がまったく無い | 無理に持ち込まないほうが自然です |
| 香典をいただいている | 部署一同からであればお返しを兼ねられます |
菓子折りは決まりではなく、職場の慣例に合わせるものにあたります。持参を勧める情報源と、職場によるとする情報源に分かれており、産休や出張のたびに何かを配る職場もあれば、そうした習慣がまったく無い職場もありますので、周りがどうしているかを思い出すのがいちばん確かな判断材料になります。迷ったときは、休んだ日数で決めるとおおむね外れません(最終確認:2026年8月)。
判断に迷ったときは、 休んだ日数を基準にして決めるとおおむね外れることがありません。 2日ほどであれば挨拶だけで足りますし、 1週間となれば誰かが確実に自分の分を引き受けていますので、 そこに一つ置いておくのは理にかなっています。
職場に配る習慣がないところへ持ち込むと、 次に同じ立場になった人が同じことをすべきかどうかで迷います。 周りがどうしているかを思い出すのがいちばん確かな判断材料ですので、 分からなければ同期や近しい先輩に一言尋ねてしまうほうが早く済みます。
職場へ配るお菓子の選び方を見る持参するなら何を選ぶか
用意すると決めたあとになって、今度は品物を選ぶところで手が止まります。 弔事に関わることだから地味なものにすべきなのか、 のしを掛けるべきなのか、 金額はどのくらいが妥当なのかと、考え始めると迷いが増えていきます。
迷いが増えていくのは、この菓子折りを弔事の贈答と同じものとして考えてしまうためで、 実際にはもっと軽い性格のものにあたります。 値の張るものを選んだところで受け取る側の負担が増えるだけですので、 次の表の条件を満たしてさえいれば、何を選んでも差し支えありません。
| 選ぶ観点 | 目安 |
|---|---|
| 包み方 | ひとつずつ個包装になっているものを選びます |
| 保存 | 常温で置けて日持ちのするものにします |
| 個数 | 部署の人数より少し多めに見ておきます |
| 金額 | 2,000円から3,000円ほどを目安にします |
| のし | 掛けなくてまったく差し支えありません |
| 避けたいもの | 切り分けが要るものや要冷蔵のものです |
品物を選ぶときの基準は、味や格式ではなく、配りやすさと日持ちのほうに置きます。休憩室に置いて各自に取ってもらう形がいちばん手間をかけませんので、個包装で常温に置けるものであれば、誰がいつ手を伸ばしても困りません。切り分けが必要なものや冷蔵が要るものは、誰かが世話を焼く役目を負うことになりますので避けてください(最終確認:2026年8月)。
のしについては、掛けないでおくほうがかえって自然な形にあたります。 忌引き明けの菓子折りは弔事の贈答ではなく職場への心づかいですので、 紙袋のまま渡して、その場で紙袋から出すくらいの軽さで足ります。 どうしても掛けたい場合は、白無地の短冊に「御礼」とだけ書いてください。
渡し方は、上司へ挨拶したあとに 「皆さんでどうぞ」と言って休憩室に置かせてもらうのがいちばん手間をかけません。 ひとりずつ手渡して回ると、その都度相手の手を止めることになりますし、 席を外している人の分が机の上で宙に浮いてしまいます。
香典や供花をいただいていた場合
葬儀の受付で会社名の書かれた香典を受け取っていたり、部署一同として供花が届いていたりすると、 戻った日に何をどこまですればよいのかが分からなくなります。 お返しの品をその日に持って行くべきなのか、それは後日で構わないのかという判断がつきません。
ここは口頭で礼を言うことと、香典返しの品を用意することが別々に進むと考えると、 すっきりと整理できます。次の表のとおり、そもそも時期が違っていますので、 戻った日に品物を持参する必要はまったくありません。
| いただいたもの | 戻った日にすること | そのあとにすること |
|---|---|---|
| 個人からの香典 | その場で口頭でお礼を伝えます | 忌明けに香典返しの品を贈ります |
| 会社名義の香典 | 上司へ口頭でお礼を伝えます | 返礼を要しない場合もあります |
| 部署一同からの香典 | 代表の方へお礼を伝えます | 皆で分けられるものを贈ります |
| 供花・弔電 | 手配された方へお礼を伝えます | 礼状を添えて出すこともあります |
口頭でお礼を伝えることと、香典返しの品を用意することは、別々の流れとして進んでいきます。香典返しは忌明け(四十九日)を過ぎてから贈るのが通例ですので、戻った日には間に合いませんが、いただいたことへの礼はその日のうちに口頭で伝えられます。部署一同や有志一同でいただいた場合は、出社の日に置く菓子折りがそのままお返しを兼ねられることもありますので、金額の目安とあわせて別の記事をご覧ください(最終確認:2026年8月)。
会社の名義で出された香典は、 福利厚生の一環として支給されたものであることがあり、 その場合は返礼を要しないという扱いになります。 個人の財布から出たものか、会社から出たものかで対応が変わりますので、 判断がつかなければ上司に尋ねて差し支えありません。
金額の目安や、部署一同でいただいた場合にどう返すかといった話は、 それだけで一本の記事になる分量があります。 本記事では戻った日にすることだけを扱っていますので、 お返しの中身については別の記事をご覧ください。
職場からの香典にお返しは必要かを見る取引先への連絡
社内の挨拶が済んだところで、不在のあいだに約束をずらしてもらった取引先が残っています。 代理の担当者が対応してくれていたはずですが、どこまで話が進んでいるのかが分からないまま 自分から連絡を入れてしまうと、かえって相手を混乱させることになります。
判断が難しくなるのは、社内の事情と社外への説明が食い違ったまま動いてしまうことにあります。 自分が知らないところで日程や条件が動いていることもありますので、 次の表のとおり、社内で状況を揃えてから外へ出るほうが、 結果としてやり取りの回数がずっと少なくて済みます。
| 段階 | すること |
|---|---|
| 1番目 | 代理の担当者に対応の内容を聞きます |
| 2番目 | 戻った旨をメールで取引先へ知らせます |
| 3番目 | 延期した打ち合わせの日程を出し直します |
| 4番目 | 急ぎの案件は電話で直接ひとこと添えます |
社外への連絡は、代わりに動いてくれた人の顔を立てる形にすると角が立ちません。不在のあいだに代理の担当者が対応してくれていますので、自分が戻ったことだけを先に知らせて、経緯の説明はその人と口裏を合わせてからにするほうが、相手も混乱せずに済みます。取引先に続柄まで伝える必要はありません(最終確認:2026年8月)。
メールの文面のほうは、 不在のあいだ迷惑をかけた詫びと、本日から通常どおり業務にあたっている旨を 並べた程度の長さで足ります。 続柄や事情を改めて書く必要はまったくなく、 代理の担当者が丁寧に対応してくれた旨を一言添えると、収まりがよくなります。
相手からお悔やみの言葉が返ってきたときは、 「お気遣いいただきありがとうございます」と受けてから、 そのまま仕事の話へ移して差し支えありません。 相手も気を遣って触れているだけですので、 長く応じるほうがかえって気詰まりにさせます。
仕事の戻し方
挨拶をひととおり済ませて席に着いたあと、休む前と同じ調子で片づけようとして、 夕方になっても何一つ終わっていないという一日になりがちです。 数日ぶんの流れが抜け落ちているため、どこまで話が進んだのかを確かめるだけでも時間がかかります。
焦りが生まれるのは、休む前の自分と同じ量を初日から求めてしまうためにほかなりません。 把握することと片づけることを分けるのがこの日の要点にあたりますので、 次の表の順で、上から進めていってください。
| 進め方 | 初日にすること |
|---|---|
| まず一覧にする | 溜まったものを期限順に並べ直します |
| 見通しを伝える | いつ何が出せるかを上司へ知らせます |
| 引き継いだ分を確かめる | 代わりに進んだところを本人に聞きます |
| 期限を延ばす相談 | 間に合わないものは早めに申し出ます |
戻った初日に、休む前と同じ量をこなそうとしないほうが結局は早く戻れます。葬儀のあとには役所の手続きや親族への連絡が残っていることが多く、気持ちの面でも平常どおりとはいきませんので、初日は溜まったものを把握するだけにとどめるほうが取りこぼしが減ります。期限の近いものから順に、上司へ見通しを伝えておいてください(最終確認:2026年8月)。
期限に間に合わないものが出たときは、 その日のうちに申し出るのがいちばん軽く済みます。 戻ったばかりの状況は周りも分かっていますので、 前日になって相談するより、初日に出しておくほうが調整の余地が残ります。
四十九日や納骨のために、このあと改めて休む日が出てくることもあります。 日取りが決まっている行事ですので、 戻った日のうちに予定として伝えておくと、 職場も人の割り当てを前もって組めます。
忌引き休暇の日数と数え方を見る忌引き明けの出社に、これという決まった作法があるわけではありません。 菓子折りを配る職場もあれば、そうした習慣が一切ない職場もあり、 挨拶を朝礼で全員に向けて行うところと、 上司にひとこと伝えて終わりのところが並んで存在していて、 そのどれもが職場の形として自然に成り立っています。
どの職場でも変わらないのは、 数日のあいだ誰かが自分の分を引き受けていたという事実のほうにあります。 菓子折りを用意したかどうかも、挨拶が何秒だったかも、 その事実に一度触れたかどうかの前では小さなことにあたります。 迷ったときは、品物より先に、誰に何を代わってもらったのかを思い出してください。
よくある質問
忌引き明けの出社では、まず何をすればよいですか?
席に着く前に上司のところへ行って挨拶してください。溜まったメールを先に開いてしまうと切り出す機会を失ったまま午前中が過ぎますし、周りも声をかけづらくなります。時間にすれば1分もかかりません。
挨拶では何を言えばよいですか?
休ませてもらった礼、葬儀が無事に済んだという報告、今日から通常どおり働くという3つで足ります。「このたびはお休みをいただきありがとうございました。おかげさまで葬儀を滞りなく終えることができました。本日から通常どおり勤務いたします」という長さが目安です。
菓子折りは必ず持って行くべきですか?
決まりではありません。職場の慣例に合わせるものにあたりますので、出張や産休のたびに何かを配る職場であれば用意し、そうした習慣がまったく無い職場であれば無理に持ち込まないほうが自然です。迷ったときは、休んだ日数で決めるとおおむね外れません。
菓子折りは何を選べばよいですか?
個包装で常温に置ける、日持ちのするものを2,000円から3,000円ほどで選んでください。休憩室に置いて各自に取ってもらう形がいちばん手間をかけません。切り分けが必要なものや要冷蔵のものは、誰かが世話を焼く役目を負うことになりますので避けてください。
菓子折りにのしは必要ですか?
掛けなくて差し支えありません。忌引き明けの菓子折りは弔事の贈答ではなく職場への心づかいにあたりますので、紙袋のまま持参して構いません。どうしても掛けたい場合は、白無地の短冊に「御礼」とだけ書いてください。
職場から香典をいただきました。戻った日にお返しを持参すべきですか?
その必要はありません。口頭でお礼を伝えるのと、香典返しを贈るのは別々に進みます。香典返しは忌明け(四十九日)を過ぎてから贈るのが通例ですので、戻った日にはお礼の言葉だけで足ります。ただし部署一同からいただいた場合は、出社の日に置く菓子折りがお返しを兼ねられることもあります。
取引先にはどう連絡すればよいですか?
まず代理で対応してくれた担当者に内容を聞いてから、戻った旨をメールで知らせてください。「不在のあいだはご迷惑をおかけいたしました。本日より通常どおり業務にあたっております」という長さで足り、続柄や事情を書く必要はありません。
戻った初日から、休む前と同じように働くべきですか?
初日は溜まったものを期限順に並べ直して、いつ何が出せるかを上司へ知らせるところまでで十分です。間に合わないものが出たときは、その日のうちに申し出るほうが調整の余地が残ります。
まとめ
- 席に着く前に上司へ挨拶します
- 挨拶は礼・報告・復帰の3つで足ります
- 詫びは一度で切り上げます
- 菓子折りは職場の慣例に合わせます
- 選ぶなら個包装で日持ちするものにします
- のしは掛けなくて構いません
- 香典のお礼は口頭で当日に伝えます
- 初日は把握するだけにとどめます
参考情報
- はじめてのお葬式ガイド「忌引き明けの挨拶。上司や同僚には何て挨拶するの?菓子折りは必要?」
https://www.e-sogi.com/guide/2114/ - 株式会社家族葬「忌引き明け・初出社での挨拶はどうする?関係別の例文や菓子折りについて解説」
https://www.kazokuso.co.jp/column/column_83 - 小さなお葬式「忌引き休暇明けの挨拶にお菓子を用意する?挨拶のマナーも合わせて解説」
https://www.osohshiki.jp/column/article/446/ - 小さなお葬式「忌引き休暇の日数がわかる一覧をご紹介します」
https://www.osohshiki.jp/column/article/460/
出社したらまず上司へ、続いて同僚へ挨拶するという順序と、菓子折りが決まりではないことは、参照した情報源で一致しています。いっぽう菓子折りを持参すべきかどうかについては、勧める情報源と、職場の慣例によるとする情報源に分かれています。本記事は職場の慣例に合わせるという後者の立場に寄せて書いており、持参を勧める書き方はしていません。職場でいただいた香典へのお返しは別の記事で扱っていますので、本記事では触れるにとどめています。香典返しを渡す時期についても情報源が割れており、初出社の日に直接渡すとするものがある一方、当サイトは忌明けを過ぎてから贈るという立場を採っています(当サイトの香典返しの記事と揃えるためです)。菓子折りの金額や挨拶の長さに公的な基準があるわけではありません(最終確認:2026年8月)。
本記事で紹介している挨拶のしかた・菓子折りの扱い・お礼の伝え方は、いずれも一般的な目安にあたります。忌引き休暇は労働基準法に定めのない法定外休暇で、制度の有無も内容も勤め先ごとに決まりますので、実際の取り扱いは必ず就業規則と上司の指示を優先してください。当サイトは労務や法律の相談に応じる立場にはありませんので、個別の労働条件についてお困りのときは、勤め先の人事担当か、社会保険労務士などの専門家へご相談ください。